他力本願と自力更正(3) | ギャンブラー高丸春久Blog

他力本願と自力更正(3)

正社員や安定した仕事をしとる人たちは、派遣村や突然解雇された人たちを冷ややかに見る人が多い。2ちゃんねる見てても同情するコメントは皆無に近いわな。


派遣村に集まる人たちは目立っとるけど、昨年の大量の解雇で離職した人は全国にぎょうさんいますわ。さて、どうするんやとゆうのが緊急の政府の課題ですわ。


とりあえず、住むとこない人には住居を与えやんな死んでまうわな。でも、ホンマの問題は”就職”やね。


先にもゆうたように、人間の思とることなんかは十人十色。働く意欲の有無は分からんけど、国としたら全員面倒みやんなアカンわな。そんなエエ就職口が果たしてぎょうさんあるもんやろか。



ワシはちっこいながら個人で事務所しとる。求人を偶に出すんやけど面接で見るとこゆうたら”外見”と”意欲”と”住居”ですわ。


今な、問題多いねん。人権ゆうて履歴書にはなんも書いてないし、健康状態やら家族構成なんかも聞いたらアカン。ホンマ、”見た目”と”オーラ”だけで採用せなアカンのや。そんなもん、霊感師でもあるまいしやな分からんで。


ほんでな、最終的な判断はこうゆうご時世やから”住んでるとこ”やねん。ひとり暮らしなのか実家なのかなんやけど、最近では”友達の家”とか”今、地方から出てきました”とかゆうのがあったりする。


やっぱしな、雇う方から見たら”住んでるとこ”やねん。訳ありやったら雇うのん躊躇うし無理ですわ。



今、失業しとる人たちは職種なんかには当然文句ゆうたらアカン。世の中、やりたい仕事やなくても我慢して働いとる人がぎょうさんいますわ。


でも、どんな仕事の面接でも必要なんは”住民票”ですわ。今、こんなけ世間が騒いでたらあらゆる公的手段をつこてでも住むとこ見つけるんや。実家ある人おらんのかと思う時あるんやけど、とりあえず住民票の取得出来るとこを探すんや。


ほんでな、面接で一生懸命我がをアピールして入社させてもらうんや。苦しい仕事でも嫌な仕事でも一生懸命やる。


ほんなら、時が立てば習慣となる。働いて、寝て、また働いて、、、ですわ。コノ習慣とゆうのを手に入れたら段取りかませるから少しでも”時間”とゆうのが生まれる。コノ生まれた時間で少し先の将来を考えるんや。そっからや、人生は。



それにしても、ますます麻生政権に荒波やね。乗り切れる力はまだあるんやろか、、、


     HULK