新月と満月。陰と陽。などなど。。。
フラにも男性と女性、大人と子供のようにそれぞれに合ったカテゴリーがあります。
そう、『 年相応 』。いい意味でね
自分の年にあった曲、踊り方、表現があると思います。
クプナさんたちにはアップテンポな曲は少々キツイ
オピオ、ワヒネには深い愛情の曲は理解しがたい
華やかに踊っているダンサーを見るとついつい同じように踊りたい!と思ってしまいがちですが
それぞれの魅力が発揮できるものを見つけてほしいなぁと思います。
子供は子供らしく明るく元気いっぱいに跳んだり跳ねたり回ったり身体をめいっぱい使った踊りだったり
クプナさんにはたくさんの事を経験してきているクプナさん世代にしか表現できないものがあると思うんですよね。
ハワイに行くとケイキたちは大きな声で元気よく踊っているし、
腰の曲がったクプナさんが優しい眼差しで踊っているのを見たりします。
中にはシニアカーでブ~ンとやってきてサラッと踊って去って行く強者も!
どの方もそれぞれに魅力的でその時を楽しんで踊っているように思います。
足が悪いのに無理に立って踊ろうとせずに今自分にできる踊り方、表現の仕方を知っているんです。
これは日本人の気質の問題なのかもしれませんが、誰かと違っていてはいけない。一緒でないといけない。とか
個性を生かしてないんですよね。
群舞をキレイに見せるためには揃った踊りが好ましいですが、個々に体格や身体の硬さなんかも違います。
それを理解し、背伸びをせず今の自分にできるやり方を見つけてほしいです。
ありのままが一番美しいよ
※ 昨年のホイケで椅子に座って踊った写真です。