お芋畑のヤマユリ

百合  カサブランカ

３つめが咲きました〜♪

最初のは雨で殺られました。

2つめは、雨で白いほっぺに

オレンジのチークが

どっさり付き可愛くないので

きょうは後ろ組です

この先どうなるんでしょう？

カットすれば下から出てくる？

今年はこれでおしまい？

教えて下さい

昔の家の庭で

母が育てたカサブランカが

花がたわわになっていたのは

夢か幻でしょうか

そんなことを考えていたら、

朝6時、鈴の音が聞こえました。

ご近所の母の友達Mさんの

花柄の杖に付いている鈴の音です。

『おはよう。バラはひと段落ね。』

『そうなの。でもカサブランカが

咲いたのよ。母が好きだった花よ』

『そうだったね〜、私は

ヤマユリが好きなのよ。』

戦争中、食べるものが無くて

農家の畑に野菜を作るお手伝いに

行ったそうです。

70年も前の話です。

お母さんと一緒にお芋畑で働いて

ホッとひと休み

腰をかけると辺り一面

百合が咲いていたそうです。

真夏だったって。

それがヤマユリで

真っ白でオレンジのシベで

ソバカスのある花

一本にいくつも咲いていたそうです。

いい香りだった〜♪って。

戦後、開発で家が建ち

群生のヤマユリは姿を消しそうに

なった時、せめて名前だけでも

残しておこうと、

その地名は《  百合ヶ丘  》

となったそうです。

小田急線の《  百合ヶ丘  》です。

そうだったのか、百合ヶ丘

お年寄りの話は

聞いてみるものですね

エゴノキに実がなりました。

花が嵐で飛ばされてしまい

少しだけですが。

これも70年前は

多摩川にたくさん投げ入れて

魚が浮いてくるのを採った

とのことです。

エゴノキの実は毒があるんです。

今は、そんなことは多摩川で

やってはいけないと

市の広報で見たような気がします。

現実的です。

今は昔のお話でした〜

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