ベッドで眠るサーラのおなかが



ゆっくり動くのを見て



今日も生きていてくれた



と思った



それから



神様にありがとうを伝えた



そう遠くない未来に



いやおうなく



離れる日が来てしまうのだから



せめて僕の



魂に刻もう



僕は横になり



サーラを見つめた



そして



サーラの眠るおなかを



いつまでも



見ていた



もし



僕が全能なら



永遠にこうして



見ているのにと思った



繊細な



命の輝き



ガラス細工のような



光を放ち



瞳のなかで



ずっと息づいている