腎臓の厄介さは、前にも書いたように、一度失われた腎機能は治療しても回復することがない点にあります。
良くても現状維持。
あとは失われていくだけ。
限界点を越えたら、命を落とすわけです。
おそらく、SDMA の数値「14」とは、二度と取り戻せぬギリギリ正常な範囲内にいるものと認識しています。
つまり、崖っぷちです。
しかし、願いは叶わないのかもしれません。
あと、うちには、これまでのウェットフードとドライフードを2ヶ月分くらい備蓄してあります。
でも、腎臓病のリスクは後戻りできないリスクなので、一刻の猶予もならないと考え、腎臓用の1種類のウェットフードと、2種類のドライフードを試しに購入してみました。
アニモンダよりは、安かったので、、
どうやら当たりだったみたいで、とても食いつきがいいです。
なので、ドライフードはすぐに完全に切り換え、ウェットフードはこれまでのものと1日おきとかでしばらく様子を見ようかなと思います。
その上で問題がなさそうなら、ウェット、ドライ共に腎臓用に切り換えて、8月の血液検査に臨みたいと思っています。
今できることは、まず食事療法だと思うので。
サーラはまったくもって健康だと思い込んでいたパパの幻想が、もろくも崩れ去りました。
でも、今わかったことがラッキーなんだと考えて、対処していきたいと思います。
フーラは、腎不全だとわかった時にはすでに取り返しのつかないステージまで進行していました。
朝、起きられなくなり、無色無臭の透明なオネショをパパのベッドの上でするようになりました。
それからしばらくして、やっと、何かがおかしいと気づいたパパでした。
それに比べたら、本当にありがたいことです。
きっと、フーラが守ってくれているのだと思っています。
最近、忘れていたフーラの投薬の記憶が、鮮明によみがえってきました。
ごはんに、リンを吸着させる顆粒を入れて、尿で排出できないリンを、う⚫ちと一緒に排出させていたなぁとか、、
多飲多尿が進んで、脱水から血圧が上がるのを抑えるために、降圧剤を飲ませていたなぁとか、、
脱水を補うために、家で背中に針をさして点滴をしたなぁとか、、
それが、週1回から、2回、3回、4回、毎日と増え、最後の方は毎日朝晩2回になったなぁとか、、
正直、もう一度はできないし、サーラに点滴の痛みや恐怖を味あわせたくありません。
なんだか、自分のガンのことより必死になっている自分がいます(笑)
まずは、叶わないのかもしれないけれど、8月の血液検査で、サーラのSDMAの数値を14より下げることができないかチャレンジしてみます。
サーラを腎不全にさせてたまるか❗この野郎❗って感じです。
受け入れる覚悟を持ちつつ、サーラのために精一杯あがき続けようと思います。
パパが元気でないと大変なことになるので、ちょっと気合い入れていきますよ❗