(サーラ)


GW初日、

サーラの病院で、血液検査をして、狂犬病ワクチンを打ち、フィラリアやフロントラインなど季節のお薬をいただいてきました。

その際、聴診器で心音を確認していただいたのですが、以前より「心雑音」が出ているとの指摘を受けました。

今後、咳をするようになったら投薬が必要になるかもしれないから、気をつけておいてくださいねと、、

その時は、咳はしてないよなぁと思ったので、「わかりました」と答えました。

が、家に帰ってネットで調べてみたところ、犬の心臓病の咳は「のどにつまったものを吐き出そうとする感じの咳」との記載があり、ハッとしました。

サーラ、時々「ゲッ、ゲッ、カーッ、ゲッ、ゲッ」ってしてるなぁと、、

その日の夜も、ソファーで寝てしまったサーラをパパが寝るときに起こしたところ、びっくりして飛び上がり、お座りの姿勢で「ゲッ、ゲッ、」と10分ほど咳き込んでいました。

起こし方を失敗したと、落ち込みました。

そんなこともあり、昨日、あらためて心臓のエコー検査をしていただきに行ってました。

結果は、心雑音6段階中の2でした。

8歳で我が家に来たとき、6段階中の1でしたので、この6年間で一段階悪化したことになります。

もともと、保護団体さんから譲渡を受ける際に心雑音があると言われており、我が子になってすぐに診察を受け、治療するレベルではないとの診断をいただいていたのです。

今回、懸念していた「僧帽弁閉鎖不全症」については、左心室での血液の逆流は若干あるものの、ごく軽度であることから、少なくとも今は心配ないとのことでした。

むしろ、サーラの場合は右心室の三尖弁の逆流が顕著であるそうです。

心臓において、僧帽弁の逆流による身体への影響の大きさに比べ、三尖弁の逆流は影響が小さく、リスクはかなり低いとの説明がありました。

よって、現時点ではこちらも大丈夫で、投薬の必要はないとのことでした。

病期でいうと、A   B1   B2   C   D   とあるうちの、B1にあたるそうです。

B2から投薬が必要となり、C、D、になると平均余命は9ヶ月で、手術が選択できない場合は肺水腫で死亡するリスクが高くなるとのことでした。

今後は、心臓のことも頭に入れて、サーラの様子を見ていきたいと思います。

あと、昨日は心臓のことで頭がいっぱいで、確認するのを忘れたのですが、昨日いただいた血液検査の結果にも懸念点がありました。

腎機能の値が、よくなかったのです。

BUNが、33.1 (正常値9.2~29.2)

クレアチニンが、1.65 (正常値0.4~1.4)

いずれも、正常値を越えたのはこれが初めてです。

亡きフーラの腎不全が頭をよぎりました。

改めて調べてみたところ、心臓の血流不足が腎機能に悪影響を与えることもあるようです。

腎不全による脱水を補うため、フーラの背中に、毎朝、毎晩、家で点滴をしていた日々が脳裏によみがえり、ちょっとブルーになりました。

腎不全のことを考えると、頭がいっぱいになってしまうのです。

ワンパクなサーラが、点滴をおとなしくさせてくれることはないだろうなと思ったり、、

でも、深呼吸をして落ち着こうと思います。

サーラは、もう14歳。

人間で言えば、70歳超です。

いつ何が起きてもおかしくないし、フーラのように18歳まで生きてくれる保証など、どこにもないのです。

もちろん、悲観している訳ではありません。

フーラの腎不全と向き合っていたころ、腎不全を治したい、1日でも長く生かしたいと思うあまり、フーラが感じる幸せよりも、延命を優先していたのではないかとの想いが残っています。

今は、犬にとって、生きる長さよりも大切なものがあると信じています。

きっと、飼い主と寄り添って愛にあふれた生活を送ることですよね。

なので、これから先いろいろ起きたときには、サーラの幸せを第一に考えて選択をしていきたいと思っています。

心臓のエコーは、半年後にまた受ける予定です。

腎臓の検査は先生との相談しだいですが、2ヶ月後くらいに、また受けてみようかと思っています。



(デコピンTシャツを着てご機嫌な飼い主とサーラ)


腎臓と言えば、、

実はパパ、ガンとは別に腎臓結石もありまして、これがいつ尿管に落ちて尿管結石になるかとビクビクしております(笑)

尿管結石って、それ自体は命に関わるほどではないですが、「のたうちまわるほど痛い、死ぬほど痛い」ものだと聞いています。

まだ未経験なので、できることなら一生味わいたくないものです。

小心者なパパとしては、、