20日の夜、今夜はどんなテレビをやっているのかな?とテレビの画面で番組表を見ました。
そうしたら、テレビ神奈川で「いのちスケッチ」という映画が放映されるのをみつけて、録画してみました。
僕の家はテレビ神奈川が普通に映ります。
ちなみに、僕は映画には全然詳しくありません。
おそらく、昔のあまりヒットしなかった映画なのかなぁ?なんて思いながら、ほとんど期待せずに録画したのですが、予想に反して、とっても心に響く作品でした。
大雑把に言うと、九州から上京して漫画家になる夢を追っていた青年が、さっぱり成就しない夢に疲れて故郷の九州に帰り、予算の少ない市営動物園でアルバイトをするうちに、たくさんの動物や職員たちと出会い、その出会いや出来事、動物や人との別れを通して成長していく、といったストーリーでした。
見ていて、なにか胸がツンとするような、甘酸っぱい気持ちになりました。
最後まで、結論めいたものは何も示されず、動物園の未来がどうなっていくのか、主人公をはじめとした人々の未来がどうなっていくのか、わかりません。
でも、見た者がそれぞれに想い描き、祈り、希望につながる「なにか」を見いだせるような映画でした。
この映画を見ていて、舞台となる街は九州のどこだろう?と考えました。
「ばってん」という方言が出てくるので、熊本とか長崎のあたりなのかなぁ?と考えたのですが、最後にエンドロールを見て、福岡県の大牟田市だとわかりました。
そして、ネット検索してみたら、この映画が2019年に制作された、僕が思っていたよりもずっと新しい作品だとわかりました。
主人公は、劇団EXILEの佐藤寛太さんという方でした。
パパが知らないだけで、きっと有名なんだろうな。
オレは何も知らないじゃん、って気持ちになりましたね(笑)
出演者の中でも、浅田美代子さんや、武田鉄矢さんや、風間トオルさんは、すぐにわかったんですけどね(笑)
あと、今田美桜さんも(笑)
派手さはないというか、むしろ地味な部類に属する映画と感じましたが、僕にとっての心地よい映画は、往々にして控えめな作品が多いことをあらためて想いました。
ご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。
こういう映画の良さというのは、テレビの連続ドラマではなかなか描けない類いのものだと感じています。
今日見たら来週も絶対に見させたい、という作り方ではないんですよね。
その作品に出会った人の心に、何か小さな足跡を残すような作り方とでもいうのでしょうか。
ひとつひとつの場面に余韻があるのです。
それって、上映時間の長さや、製作費や宣伝費の多さや、アクションの派手さでは創れない価値だと思います。
予期せぬよいものに出会ってうれしい感じ。
こういう映画に出会うと、映画っていいよねと思います。
それに、こういうのって生きている幸せのひとつですよね?
皆さまも、機会がありましたら、ご覧になってみてください。
僕のブログを読んでくださる皆さんは、きっと気に入ってくれるような気がしています。


