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(今日のサーラ)

オリンピックの開会式で、天皇陛下が言葉を述べられた際に、菅総理が残念な姿を晒してしまいました。

国民として、とても残念で、恥ずかしく思いました。

以前、僕はこのブログで、新年の一般参賀から帰宅する途中の、当時皇太子だった陛下が、赤坂御所へと向かうお姿を拝見したと書いたことがあります。

あの日、僕は車で市ヶ谷にある亀岡八幡宮に向かっていました。

亀岡八幡宮は、犬連れでの参拝を公認している神社だったからです。

家を出て、目黒、広尾、青山一丁目と抜け、右手に赤坂御所を見ながら、権田原の交差点を右折しました。

右折するとすぐに、皇太子殿下のお住まいである赤坂御所の正門があります。

この通りには一般の民家はないですし、正月でもありましたので、僕の車の前後には他に一台の車も走っていませんでした。

少し先の南元町の信号が赤になり、僕の車は止まりました。

右手には赤坂御所の敷地が続いています。

少し先の左手には、学習院初等科があり、その右手には迎賓館があります。

さらに先の四ッ谷駅から新宿通りに入れば、すぐに皇居、半蔵門に突き当たるのです。

信号で止まっていると、一台も車が走っていない対向車線に赤色灯をつけた白バイが並んで走ってきました。

「あれ?まさか、、」と思う間もなく、皇太子殿下が後部座席に乗られた御料車が現れたのです。

御料車は、トヨタセンチュリーの特注車だったように思われます。

普通のセンチュリーより、1.5倍ほど長く、天井も同様に1.5倍ほど高い(ランクルくらいあった)、恐ろしく大きな乗用車でした。

そして、日本において、本当に高貴な方が乗る車は、後席の窓が黒くなっていたりはしないのです。

(ちなみに僕の車は後席の窓が黒いです🙍💨⤵️)

皇太子殿下は、後席の「中央」に、正装のまま一人で座っておられました。

その背筋はまっすぐに伸び、顔は正面を向き、目はまっすぐに前を見つめ、微動だにせずに通りすぎて行かれました。

僕には、本当に殿下が微動だにすらしていないように感じられたのです。

もちろん、対向車線にいる、信号待ちで止まっている一般市民である僕の車をチラ見されることなどは全くありませんでした。

この一瞬の邂逅は、僕の中に鮮烈な印象を残しました。

この時、僕は、本当に高貴な人を生まれて初めて見たと思ったのです。

たったの一瞬でわかってしまったのです。

普通の人間とは違うものを背負って生きている人。

高貴な人が背負う責任の重み。

それを宿命として生きている人。

公の場においてあるべき姿を、帰りの車の中でもまだ終わらせない人。

僕は、日本の国民として、率直に彼を慕います。

昨晩拝見した陛下の姿は、あの日の車の中の姿と同じでありました。

背筋がまっすぐに伸び、背もたれに寄りかかることもない姿。

高貴であることを義務づけられ、受け入れ、体現する人。

それゆえに、心ない政治屋や利権に走る企業にもてあそばれることだけは許し難く感じられるのです。

僕は、この国を憂えます。

このオリンピックが、日本人が目を醒ますきっかけになることを、切に願っているのです。