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(今朝のサーラ)

まもなく、3月11日がやってきます。

あの日、東北地方に起きた天災は、人間だけでなく動物たちにとっても極めて苛酷なものでした。

たくさんの犬、猫、家畜たちが、津波で、そして無人の町に取り残されて、死んでいきました。

僕には、今も脳裏に焼き付いて離れない写真があります。

震災後の無人となった町で撮られた写真。

一匹の柴犬のような日本犬が、顔を道路につけて、まっすぐに前を見ています。

伏せをして、アゴを地面につけ、まっすぐ前を見ているような体勢です。

しかし、その犬には、首から下が何もありませんでした。

極限状態の中で、共食いの餌食になったのでしょう。

道路の真ん中に残された、頭だけの死骸。

地獄を見た、と思いました。

心と身体が激しく動揺しました。

いま思い出しても胸が苦しくなります。

現代において、日本に生きる犬が、たとえそれが野犬であったとしても、共食いをする姿など通常は目にすることがありません。

また、別の映像では、飼い主と離ればなれになる犬が、必死になって飼い主の乗る車を追いかけ、追いつけないまま、画面から消えていきました。

例えようもない痛み。

そして、悲しみ。

有事には、えてして弱者が切り捨てられます。

もう、あのような悲惨さは、どの人間にも、どの動物にも味わって欲しくないと思います。

そのために、僕たちはどうしていくのか?

そのような目的のためであれば、僕たち日本人は、もっと助けあえるのではないか?

僕たち日本人は、もっともっと知恵を出しあえるのではないか?

もっと、互いを思いやれるのではないか?

そんなことを思いました。

絶対に風化させてはならない、痛ましい負の記憶です。