なぜだか、

 

フーラが死んだとき、

 

僕の頭の中で


この曲が、


繰り返し鳴り続けていました。

 

ずっと、

 

ずっと鳴り続けていました。

 

だから、


時が過ぎ去ったあと、


この曲を聞かなくなりました。

 

そして、今日、


久しぶりに聞いてみました。


フーラと僕は、


きっと時の中で、


大きな曲がり角を曲がったのでしょう。

 

そう思いました。

 

やり場のない


あの日の切なさすら、

 

フーラとの大切な想い出だから。