今日、都心で久しぶりに古い空冷のワーゲン・ビートルをみた。
 
運転していたのは、なかなかいかす
 
白髪のおっちゃんであった。

いいなぁ~、あれ。
 
 

 

何をかくそう、僕も以前、空冷ビートルに
 
乗っていたことがあるのだ。

現在のビートルは、水冷エンジンをフロントに積む
 
前輪駆動車である。

が、空冷ビートルは、空冷エンジンをリア(後ろ)に積み、
 
後輪を駆動する、リアエンジン・リアドライブと
 
いわれる形態のクルマであった。

まだ、エアバッグがなかった時代のクルマである。
 


なによりも、現代のクルマと違うのは、
 
エアコンが付いていないことであった。

さらに言えば、空冷エンジンであるがゆえに、
 
ヒーターもほとんど効かないのである。

夏はサウナのように暑く、冬は冷蔵庫のように寒い。
 
夏、炎天下に駐車しようものなら脱水で死にそうになり、
 
Tシャツに短パン以外では、運転する気にはならなかった。
 
クルマに乗って、あせもができるなんて、
 
いまなら、訴訟が起きるんじゃないか?(笑)

冬はヒーターが効かず、ハンドルが冷たくて手袋をしたこともある。
 
クルマの中で、息が白く見えるという、、(笑)

冬にダウンを抜いで、女の子といちゃつこうとしたやつが、
 
ビートルの中で凍死したという逸話は、世界的に有名である。(ウソ)

でも、たたずまいが可愛くて、味があるんだよなぁ。
 


馬力もないし、スピードでないし、荷物のらないし、
 
あんまり役に立たないけど、いいんだなぁ。
 
僕が手に入れた時には、とうに生産は終わっていたが、
 
日本ではお年寄りから、けっこうな若者まで、
 
好きな人が多かったですね。
 
いまも、20代くらいの若いやつが乗っていたりすると
 
拍手したくなるもんね。
 
この車にまつわる思い出話も結構あるが、
 
ほとんどは忘れました(笑)
 

 
今、これにフーラさんと乗っていたら、楽しいだろうなぁ。
 
僕の妄想が、モワモワとふくらんでいきます(笑)
 
いま、専門のショップでは、古いビートルにも
 
空冷専用エアコンというのを装着してくれるらしい。
 
フーラが生きている間に
 
買っちゃおうかな?
 
空冷エンジンの
 
バタバタバタという音を聞きながら、
 
フーラさんとドライブ
 
至福の時。
 
もういつ死んでもいい。
 
バタバタバタバタ、、、、、
 
なーんてね(笑)
 
夏暑く、冬寒く、
 
そのうえ、ヤナセに車検に出したら
 
1回30万円以上かかり、
 
さすがに冷静になって考えた結果
 
数年で手ばなしてしまったのだが、
 
いま思い返すと、あのあたりから、
 
僕は、普通の正しい大人に
 
なってしまった気がしないでもない。
 
まあ、、、いいさ。
 
いまの僕には、静かにフーラを運んでくれる
 
愛車ふーら号がいるからね。
 
エアコン効くし、静かだし(笑)
 
いつかフーラを失ってしまったら、
 
悲しみを紛らわさなきゃいけないから、
 
その時のために取っておこうか?
 
さて、そろそろフーラさんに
 
添い寝する時間になりました。
 
それでは、みなさま、
 
おやすみなさい。