こんにちは。こーたです。


ぼくの愛犬(保護犬)、トイプー フーラ16歳。今日もけなげに生きている、おばあちゃんワンコだよ。



今日のフーラ

2/6 ①



でも、うちのフーラ、2年前に「腎不全」と診断されました。


実は、毎日お薬を飲んで、命をつないでいるんです。


今日は「腎不全」という、音もなくフーラに忍び寄ってきた敵について、(悪くなるまで気づかなかったことへの自戒も含め)、みなさんにお話しします。




今日のフーラ

2/6 ②





それは、約2年半前、2013年初冬のことでした。


僕とフーラは、毎日一緒に僕のベッドで寝ているんですが、「最近、フーラ、朝起きなくなってきたなー」なんて、ある日、ふと思ったんです。


以前は、朝6時くらいになると起きだして、「ねえ、パパ。早くお散歩行こうよ。行こうよ~。」と、顔をなめたり、僕の頭を鼻でつんつんして起こしに来ました。


ところが、6時半とか7時とか、僕が起きる時間になってもピクリとも動かずに寝ていて、全然起きなくなってきたんです。


でも、僕自身、大人になってから犬と暮らすのは初めてで、子供のころに実家にいたワンコの途切れ途切れの記憶くらいしかありませんでした。


だから、すでに13歳という、今日虹の橋を渡ってもだれも驚かない年齢に達したフーラを考えると、「まあ、歳を考えれば、この位は仕方のないことかもしれない、、、」などと考えていました。





そのころのフーラ

腎不全②





ところが、それか間もなく、もう一つの異変が起きたのです。


朝、僕が起きると、フーラのまわりの布団が、なぜかびっしょりと濡れていたんです。


「あれれ?? おしっこ漏らしたか?」


それまで、フーラがベッドでおしっこを漏らしたことは一度もありませんでした。


少し横にそれることはあっても、トイレシート、大小ともに100%できる子なんです。


それで、僕は布団に顔をくっつけて、くんくんくんと、においを嗅いでみました。




「全然臭くない!!それに、全然黄色くない!これは透明の水だなー。よだれかな~??」




それから毎日、布団の上で寝ていたときは掛布団が、布団のなかで一緒に寝たときは敷布団が濡れていました。


それが夜になるころには乾くんですが、布団は全然臭わず、黄色いシミもできません。


やむをえず、フーラには、毎晩寝るときおむつを付けることにしたのです。




おむつ





おむつには、毎晩しっかりと、臭わず、ほぼ透明のおしっこが漏れていました。


そんなことが、2か月ほど続いた2014年の年明け。



このまま、おむつ生活を一生続けるしかないのか、豪徳寺のN先生に見ていただこうと思い、N動物診療所に連れて行ったのです。



「じゃあ、まず血圧を測ろうか」


「先生、犬の血圧って、しっぽに巻いて測るんですね、、、」


「うん。そうね。犬の血圧って測りにくいし、なかなか正確には出ないんだよね。」



なんて会話をしながら、血圧を5回測るというのです。



「えー、1回目230。はい、2回目220。そらっ、3回目240。えい、4回目250。よいしょ、5回目210。平均値230か、、、」




「あれー? 先生、犬の血圧っていうのは、数値高いですねー。人間の倍くらいあるもんなんですねぇ~?」




「いーや、人間と一緒だよ。」




「 は、?????」


続く。


今日のフーラ

2/6 ③