喪中はがきを出せませんでした。
死亡者の欄に、夫の名前を書くのが辛すぎて…
喪中はがきを出さなかったので、
当然、年賀状が届きました。
夫の事には触れずに寒中見舞いを出しました。
次の年からも年賀状は書いていません。
年賀状が届いたら、差し障りのない寒中見舞いを
書いて出しています。
3年、そんな事をしている中で
私を心配して連絡をくれた人には、
夫は突然死したと言いました。
連絡がないまでも年賀状を出してくれる人。
年賀状がこなくなった人。
私も来る者は拒まず、去る者は追わずで、
この3年で人間関係が随分と変わりました。
私自身、夫の事を知らない人や、
以前の私を知らない人といる方が、
気が楽だったのです。
結果、人間関係の断捨離をした事になりました。
3年前、私が自分の口で夫の死を告げた人が
今の生活で大事な人でした。
その年、家族に不幸がないから出せる年賀状は
幸せの象徴ですね…