20歳前の話。
Pと呼ばれる男がいて。
彼の家の別荘が、伊豆高原にあった。。



誤解の無いように最初に言っておくけれど、
この話は悪口じゃない。




彼のおじいさまが自ら設計したその別荘は、
おじいさまが亡くなってからも、
Pとその仲間たちに、夏のたびに酷使され。
お説教の為?に度々写真の中におじいさまが登場した。。
最初は驚いていたけれど、ふつうに受け入れられるようになった程。




それにしても、やっぱり夜のお風呂は怖くって。
特にPと呼ばれる男は、異常に恐れていた。



彼は。
中小企業の社長の家に生まれ、
比較的裕福な幼少期を厳しく育てられてきたにも係わらず、
学業が考えられない程苦手で。



どれくらい苦手だったかといえば、
友人たちに7分目と1/7の違いを
カップに注がれたコーラを使って説明を受けるくらい。



『なあ、P!アルファベットのジーってどう書くか知ってる?』
とか聞かれて。。
『知ってるよ!ジャイアンツのジャンだろ!!』
って答えるくらい。




学業が苦手。のレベルかどうか。。



こんなエピソードもあった。
都内でも有数の↓系高校受験の合格発表を、
友人たちと見に行ったのだけど、
残念ながら?不合格。

でも。

待ってなさい!と言って校内に入っていった
彼のママが戻ってくると、
あろうことか、『あなた。合格よ!』って。
明らかに不合格だったのに。。



で、Pはひと言『やったぁ~!』。。




なんで?とかもない。






もう一度。。
念のため。これは決して悪口ではない。
愛すべき、ボクたちのPと呼ばれる男の話しだから。





で。Pが異常に怖がってた別荘のお風呂の話し。



Pがお風呂に入る時は、すなわちいたずらの大チャンス。
ココでは書けない程のいたずらの数々に。
毎回なかなかお風呂に入りたがらないP。
『いっしょに入ろうよ!』ってみんなを誘うけど、
絶対あり得ない。男同士だし。温泉の大浴場じゃないんだから。




しぶしぶPがお風呂に入るやいなや。


別荘中の電気を消して。
Pをおいて建物の外へ!
森じゅうに響くPの絶叫。。


『マッテェェェェ~!』


タオルすら巻かず真っ裸にビーサンで
建物から飛び出して追いかけてくるPと。
それぞれにバイクにまたがり逃走しようとする仲間たち。。


そのうちの一人が
慌て過ぎてエンジンをストップさせると。
なんとか追いついたPはバイクのシートの飛び乗り、
真っ裸で。またがって、ガッチリとしがみつき。
ビッグスマイルで…。



『いいよ~!』って。





((((((ノ゚⊿゚)ノ






びしょびしょで。
真っ裸なその姿で。
出発していいよってコト?
その場面での『いいよ~。』は、
いくらなんでもおかしいでしょ?









愛すべき、ボクたちのPと呼ばれる男。




そんなPも今や子どもを育ててる。。
どんな子に育つか、世界中が注目してる。。
子どもの教育の為に言っとくけれど。
アルファベットのジーはジャイアンツの「ジャン。」じゃない!




せめて、ジャイだろ。







(o^-')b