心理学者のシンディ・メストンとペニー・フローリヒは、ジェットコースターに乗る前と乗った後にこんなインタビューをしました。

 

 その際、男性には、女性の写真を見せ、どれくらい魅力的かを尋ねました。するとジェットコースターに乗ったあとの人たちは、乗る前の人たちよりも写真の女性を魅力的に感じていました。

 

 ジェットコースターによって上がった心拍数を、写真の女性へのドキドキと勘違いしたからです。ドキドキが起こるシュチュエーションを選ぶといいということですね。

 

 スリルのある映画を見たり、高い山に登ってみたり、お化け屋敷に行ってみたりするなど相手の心臓のドキドキが、あなたと結びつけて考えてしまうのです。

 

「このドキドキはこの人と一緒にいるからだ」と勘違いしてしまうのです。

 

「吊り橋効果」とも言われますが、心理学の実験で吊り橋の上のような不安や恐怖を強く感じる場所で出会った人に対し、恋愛感情を抱きやすくなる現象のこと。

 

 ドキドキを上手く活用することも一つの手ということなのです。