華夷秩序:
日本は中国を中心とする東アジア特有の国家体系の中に 周辺の朝貢国の一つとして位置づけられていた。
by 百瀬宏著 小国
欧米秩序:1885年脱亜入欧から、
1941年鬼畜米英を経て 2024年名誉白人になりたい
名誉白人をめざして
核保有とアジアの盟主をめざして
六ケ所再処理 1993年 建設開始
2021年時点 13.9兆円の総事業費
2023年 27回目のガラス固化失敗
2024年上期 再処理予定
なぜ原発再稼働? なぜ汚染水海洋投棄?
答えはここに…
➊リトルボーイとフアットマン
ウランを材料につくられたリトルボーイ 広島で
プルトニウムを材料でつくられたフアットマン 長崎で
こんなに違うんです
米国が何年もの長い時間をつかって、何十万人もの科学者・技術者・労働者を秘密都市に集めて作り上げた原爆
1945年8月にどちらも完成したわけです
形がなんでこんなに違うのかという所に、原子力政策核政策の秘密が隠れています
❷燃えるウランと燃えないウラン
広島の原爆はウランで作られています
ウランは、例えば私の体の中にもあります
みなさんの体の中、この床の木の中、コンクリートの中、地球上どこにでもウランはあります
ただし濃度が薄いです
ですからウランを使いたいと思えば、ウラン鉱山から掘り出してくる
掘り出した時の状態が、これだと思ってください
掘り出してきたウランの中には実は2種類あって
原爆の材料になるウランと材料になれないウラン
原爆の材料になれるウランは、わずか0.7%しかない
残りの99.3%は燃えない
つまり核分裂しない、原爆の材料にならないウランなんです
燃えるものが0.7%しかないウラン
➌燃えるウランを集める≒濃縮する
こんなものに火をつけることができるか?と
みなさん思われますが
コビット19が蔓延して、アルコールで手を消毒されてきたと思います
そのアルコールに火をつければいくらでも燃える
でもアルコールを水でどんどん薄めて40%50%にして火をつけられますか?
酒のみの方はご存知だと思いますが、つけられます
ただ日本酒25%くらいになると多分もう火はつけられません
0.7%なんて火がつかない爆弾
どうするかというと
燃えるウランだけを全体の中からとにかく選び出して
集めるしかないと、それを濃縮と呼んでいるのです
その作業を米国がやって、広島原爆を作りだしました
作業するためにへき地にこんな巨大な工場を作りました
オークリッジ秘密基地を作って
町まで作ってウランを集める作業をした
❹ウラン濃縮にかかったエネルギー ≫ 広島原爆のエネルギー
その作業のために一体どれでかのエネルギーがかかったか?
広島に爆発したのは16キロトン
かつての戦争で一番恐れられたなのが1t爆弾
それがおっこってきたら町内がなくなるというくらいに恐れられた
広島の原爆はその1万6000トン分
途方もない爆発力をもった爆弾が登場したのです
秘密都市の建設は含まないで
ただ工場を動かすためのエネルギーだけで
原爆放出エネルギーの3倍以上を使いました
まことに馬鹿げたことを実は原爆というのはやっている
50キロトン分のエネルギーを投入して原爆を作って爆発させたら
しかし、原爆は他には作れないから価値があるということで
その後もず〜と冷戦を通して原爆を作りづけるということをした
➎燃えるウランからプルトニウムをつくる
燃えるウランを集めるのは大変
物理学者が別のことを国に教えた
地球上にはないプルトニウムという物質
これを人工的に作り出すことができれば原爆の材料になると
燃えるウランに中性子という素粒子を1つぶつけて
核分裂という現象を起こすと
核分裂生成物という死の灰、膨大なエネルギー
そして
2個か3個の中性子が生まれると…実に大切なことです
これが
核分裂反応と呼んでいるものです
たとえば
ものを燃やすとすると酸素が必要
酸素の供給を断てば燃えることができません
台所で油で火事が起きたら、濡れた毛布をかければいいのです
が
核分裂反応は1個の火だねがあると火種が2倍にも3倍んも自動的に増えてくると
まさに爆発的に反応が進んでいくと
爆弾を作るためにうってつけの反応が、核分裂反応
➏燃えないウランからプルトニウムをつくる
燃えないウランの99.3%に中性子をぶつけると捕獲という反応します
核分裂をおこしません
一つ増数字が増えて、ウラン239という原子核に代わります
これが不安定でβ線を出しながら、ネプツウム239という原子核に代わります。
これも不安定でβ線を出し、プルトニウム239という原子核に代わる
プルトニウム239が、ウラン235と同じように核分裂するということを
物理学者が見つけました
自然にはごくわずかしかないほとんど役に立たないウランだけど
中性子をぶつければいくらでもプルトニウムが生みだされる
これを爆弾に使った方がはるかに手っ取り早いと教えた
どうやって燃えないウランに中性子をぶつけるか?
そのために考えたのが原子炉という道具
原子炉というのは、燃えるウランに1個の中性子をぶつけて運転するわけです
その中性子をウランの本体であるこちらに吸わせてやれば
もう自動的にプルトニウムができてくると
これが欲しくて原子炉を動かそうということになった
みなさんは原子炉は原子力発電という風に思われるかもしれません
原子炉は発電のためにつくられたものではありません
原爆材料であるプルトニウムをつくるために考えられました
❼ウラン濃縮とプルトニウムづくりは同時進行
米国のマンハッタン計画
ウラン採掘 濃縮 燃えるウランを集める 濃縮ウラン 広島原爆
プルトニウムを生みだすためまず原子炉をつくる
プルトニウムがたくさんできたら、再処理という作業でとり出す
とり出したプルトニウムで長崎原爆をつくる
右と左の流れは、同時進行で進めていった
❽劣化ウラン弾づくり
濃縮で燃えるウランだけを集めると、燃えないウランができます
劣化ウラン
原子炉を動かすと燃えるウランをどんどん消耗していくわけですから
残りは減損ウラン 燃えるウランが無くなった役立たずウラン
これどうしようもないんです
放射能の塊で手に負えないゴミなんですけれど
このゴミを実に有効に処分してしまう方法を米国が考え出した
劣化ウラン弾
自分では手に負えないが大砲の弾にして、ドンドン撃って捨ててくる
イラクでも、アフガニスタンでも
膨大な劣化ウランを捨ててきましたが
そして今
EUがウクライナに劣化ウラン弾を供給すると
❾三種の神器がほしい
原爆をつくるために必要な中心3技術
濃縮 原子炉 再処理
何としてもこの3技術を手に入れたいと
世界中の国々が陰に陽に政策を進めてくることになった
この3つの技術は、IAEAが監視してギリギリ締めあげて
できないようにしてきた
核保有国以外で3つの技術を持っている国は、日本
濃縮ウラン 濃縮するという工場
人形峠にパイロットプラント
❿自前のプルトニウムで自前の核爆弾?
原子炉はもう山ほど57基もあって
プルトニウムをたくさん作りました
イギリスフランスで再処理してもらいプルトニウムを取り出してもらった
自前で何とかやりたい
これが日本の核政策の根本
どうしてもきらめないんです
日本が核武装したいと思えば
六ケ所再処理工場は、どうしても動かすんだということになって
トリチウムなんかいくら流したっていいんだと
👇
とにかく、これをやらなければいけないんだというのが
日本の政策の中心
イランもイスラエルも、ロシアも核で脅すのが抑止力?
大惨事世界大戦が現実になり
名誉白人ではなく、名誉ある地位を占めたい
われらは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。 by
青字はブログ担当者の記事