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私のささやかな工夫


 横浜蝸牛山岳会のホームページに、「ちょっとしたアイデア」
http://www10.ocn.ne.jp/~katatumu/idea.htm
というコーナーがあります。
 ここに、ジップ付きビニル袋を真冬、手袋をつけたままでも開けられる工夫がありました。開口部にガムテープのタグを付けるというもの。それだけでも目からうろこ。ホントに、行動食の袋は空けにくいですよね。
 しかし、大笑いしかつ感動したのはその次。続けて「中にプラスチックで出来た軽いレンゲを入れておくと、袋の中で砕けて小さくなったビスケット等も食べやすくなる」と言う部分。確かに、袋の中のビスケットは砕けやすいし、それを袋をさかさまにして口に放りこむと、嚥下機能の低下した高齢者はすぐ噎せる。また調理アルファ米等に入っているプラのスプーンは、他には使い道がなく、結局捨てるしかないのです。
 ホントによく分かってるなあ!そして廃棄物を工夫して再使用する精神はすばらしい!

 ほかにも、無線機にリード線のアンテナをつけて感度をあげるとか、発光ダイオードの普及で用済みの旧型ヘッデンに、そのダイオード(ムギ電球)だけを取りつけて改造するとか…これらは一時期、私自身もなんとかならないものかと考えていたものでした(考えただけ、試行にも至らず)。
 以前、「小さな山の道具舘」の「小生の書斎」の掲示板
http://www2.realint.com/cgi-bin/sbbs.cgi?ykcollectio
で、ホエーブスの鉛パッキンの痩せによるガス漏れについて、応急措置として鉛筆の芯を使う工夫がありましたが、これに並ぶすばらしいアイデアです。
 創意工夫は楽しいし、それ自体ボケ防止にもなり、またエコで人類進歩の一助(ちょっと言いすぎかな)にもなるのではないでしょうか?


 そこで、「ちょっとしたアイデア」に倣い、私自身の「ささやかな工夫」を提供します。だいぶレベルが低いけど、まあ笑い話としてご覧ください。必ずしも全部が私のオリジナルというわけでもありません。なお実用されるのは、各自の自己責任で御願いします。

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 「ムーベン」は腸管洗浄剤の商品名。早く言えば下剤。下部消化器管(早く言えば大腸)の検査の際使用するものですが、使用(飲んだ)後は単なる廃棄物で、医療機関にはたくさんあって捨てるだけ。これを水筒(プラティパス?という袋水筒)代わり酒袋に使うのがDr山際のアイディア。なにしろ内味が酒だから、仲間内で一時、超即効の「点滴バッグ」と呼ばれ、ありがたがれていました。連休合宿でこのムーベン空袋を水汲み用に各自1ケづつ携行したことを機に、「ペッタンコムーベン」と改名。ペッタンコは、RN会のご婦人方は袋水筒を「ペッタンコ水筒」と呼ぶので。「ムーベン」は元もとの商品名ですが、「レモン味」なんて添記されたこの「ムーベン」、なんとも言えない珍妙なネーミングですよね(ベンをムーヴする??販売元さん、違ってたらゴメンナサイ)。
  なお流石に、「腸管洗浄剤」は気になるので、その部分にガムテープを張りつけ、何かの折には剥がして使うことにしたのは、私のささやかな工夫?と配慮(飲用者への)です。

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  ゼリーやスポーツ飲料の袋?は飲用後は捨てるだけですね。その下部を切り取り、冬山で雪を溶かして水筒に入れる際など、ロート(合口)として使用します(湯を入れるときはやけどに注意!)。また雪田尻などの細い水流から水汲みをする場合、便利ですよ。柔らかく不安定なのでガソリン用にはつかえません。

 雲台つきストック  
  写真撮影に三脚は大変有益だけど、重い。そこで、古いスキーストックの柄の先に、足のこわれた三脚の雲台だけを取りつけました。ステッキ兼簡易一脚として使用(ストックの先端にはゴムの古ガス管を付けました)。これはまあ、同じような商品がありますけど…廃物3個の組合せ再利用ということで。

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  眼鏡にばんそうこうを貼ったサングラス。木の板に細い横スリットを入れたイヌイット(エスキモー)のサングラスの応用です。結構実用になり、スキーで滑降のときにも視野など不便はありませんでした。