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 久しぶりに二王子岳・胎内口を登ってきました。


 このコースを歩くのは久しぶり。道はしっかり踏まれているものの、1、2箇所崩落しかけ、また黒石山から二王子岳にかけ草木をかぶり半ば薮に埋もれつつありました。登りはなんとか来ましたが、下りは行き過ぎて道迷いの怖れも。このまま薮刈りがないと、数年後には通行が難しくなるでしょう。
 途中、メンバーが蜂に刺され(今年は早くから蜂の被害が多い!)、またマムシに出合うことも2回。よく17日、同コースを下山する予定でしたが、すっかりヘキヘキし、なじみの二王子神社へ下りました(このコースを夏歩くのも久しぶりです)。

 当初は、2泊3日でRN会の夏合宿(楢ノ木沢・堂)のつもりでいたところ、15日出られなくなったため、ちょうど玉●君らの14、15日の楢ノ木沢・鴨沢計画があったので、これを16日からにずらしてもらって同行し、同日夜、二王子岳山頂でRN会の合宿に合流することにしていました。
 しかし入渓前日、朝から雷に大雨、当日の16日も県内は大雨雷注意報ないし警報。前線が本州を横断し南から湿った空気が入って東北南部から北陸、近畿にかけて不安定に。前日の出水(奥胎内ホテル前)は一応収まっていたものの、沢歩きとなる16日の天候の不穏やゴルジュの発達した地形を考えると、明かに危険です。
 そこで沢行を中止し、16日、他のRN会尾根隊に合流し、胎内からナリバ峰、黒石山経由の尾根道を辿ったのでした.