ふくろう助産院-howhow-
助産師すずきです。
すっかり日は経ってしまいましたが・・・・
10月20日に開催いたしました
「さらしおんぶ&だっこレクチャー」
講師みっちゃんにお願いして
毎回汗だくでレクチャーしてます。
私主催でやってもらってるのは、
もう、3回目かな?
私も
みっちゃんからの教え
自分自身の(母としての)経験
Nami先生の「やわらかだっこ」受講
迫きよみ先生の「さらしおんぶ抱っこ」受講
などなど
いろんな側面から
抱っこやおんぶを学び
考えてきました。
そして、その結果、
現段階で
たどり着いている答えは・・・
育児用品に限らずですが、
使用方法や注意点を
読むのはもちろん
『なんで、そう書いてあるのか?』
を考えると分かりやすい。
よくある質問は・・・
何か月から、抱っこひも使ってよいですか?
首が座ったら、おんぶできますか?
何時間くらい連続でおんぶしてても大丈夫ですか?
用品の特性を理解し
メリットデメリットを
よく吟味して
赤ちゃん目線で
考えたら
簡単に答えは出てきます。
エ○ゴなどの高機能な抱っこ紐は、
たくさんのベルト調整によって
ある程度、形になっていて、
カチャッと、ササっとつけるのには便利です。
しかし、
赤ちゃんは体幹を支えられるわけではなく
布に乗っかっている状態。
背骨が曲がっていても抱っこできてしまうし、
母は気になりません。
逆に、さらし(1枚布)を使った場合、
形は、自分で調整しながら作っていくものであり
最初慣れるまでは大変です。
きちんと正しく装着しないと、危険です。
つまり、赤ちゃんの姿勢が悪ければ、
母の方にも、ダイレクトに伝わります。
そもそも
抱っこひも使うこと自体が
大人の都合ですよね。
便利グッズを使うことが悪い
とまでは言いません。
核家族社会には
便利で時短な、世の中
ありがたいです。
だけど、
見失わないで。
我が子を見てあげてください。
(我が子がぜ~んぶ答え)
そして、私が特に気になるのが、
ベルト調整の抱っこ紐をゆるく付けて
「腰パン」みたいにする人。
かっこよくないです。
出産で緩まった骨盤周りに
すごく負担がかかります。
重心が下がりすぎてしまい、
バランスを取ろうと反り腰になり、
まるで妊婦さん状態です。
また、あかちゃんもしっかり支えてもらえず、
不自然な姿勢をとることになり、
背骨の形成にも良くないと思います。
そんなこんなで
みっちゃんが汗だくでレクチャーしている間に
私は、こんな話を
チャチャ入れながら
参加者の皆さんが持っている
抱っこ紐の調整をしています。
今回も、
さらしおんぶ&抱っこを実際にやってみて
「こんな軽いんだ~」とか
「思ったより、安定感がある」とか
そんなご意見でした
慣れるまでは難しいですが、
皆さんほぼほぼ、
できるようになってました
昔ながらの
さらしおんぶ&抱っこを
してみたい方、
11月16日(水)午後
レクチャー会、開催いたします。
「腰パン」抱っこが減りますように