こんにちは。
つらつらと書いてます。
とりあえず、共テの目標9割以上という高いハードルを来年超えられるのか。。。
二次力で逆転合格というプランの方が現実的か。
でも、それの方がハードル高いとも言う。。。
さて、前回と内容が少し前後してしまいますが、共テを終えると次は出願です。
国立大学は前期日程、後期日程とあります。(中期日程は主に公立大学)
出願時期は前期・後期ともに今年は1/22~2/2です。今週金曜までですね。
来年は1/27~2/5の予定です。
前期日程で合格し入学手続きを行うと、後期日程の大学は合格できません。(W合格はありません)
一般的に前期が本命、後期が第二志望です。
前期しか募集が無い大学・学部、後期しか募集が無い学部等ありますので、志望に合わせて組み合わせを考えます。
ただし、共テが終わって出願までに時間があるようで無いので、前もって共テの点数でどれくらい取れたらAプランで出願、これぐらいならBプラン、Cプラン・・・みたいな予定を立てておくと良いでしょう。そんなに多く考えておく必要は無いと思いますが。2パターンぐらい?
ちなみに東大は前期日程しかありません。
前回書いたように、二次の比率が高い(4倍)ので、志望の意志が強ければ、多少共テが失敗してもそのままツッコむのかなぁと思います
後期はどこの大学も共テ比率が高いので、共テ失敗した場合はかなり下げる必要があったりします。このあたりの選択は、現役にどこまでこだわるかってところが左右しそうです。
志望順位の高い私立に合格してたら、前期落ちたらそのまま私立にする。後期は出願したけど受験しない(受かっても行く気ないから)って場合もあるでしょう。前期の前に私立の入学金は払ってますし。
前期入試の前に私立の入学金など、私立の合格タイミングでハラハラドキドキはありますね。2月は。
保護者の方もなんやかんや忙しい2月。
受験生は私立の一般入試も受けつつ、国立前期に向け準備を進めます。
東大の二次は2月25、26日。(理Ⅲは27日に面接)
合格発表は3月10日。
日程は固定なので、今年は25日は日曜日。日曜月曜と試験です。日曜は電車など交通機関的には空いてて良いかもしれません。
来年の25、26日は火曜水曜です。
1日目(25日)は文系理系ともに国語と数学。
2日目(26日)は社会 or 理科、英語。
配点は
<文系>
国語 120点
数学 80点
社会 60点+60点の120点
英語 120点
合計 440点
<理系>
国語 80点
数学 120点
理科 60点+60点の120点
英語 120点
合計 440点
二次試験で特徴的なのは理系の国語で古文漢文まで出題されることと、文系の社会(地歴)が2科目選択しなければならないことです。
理系にとっての国語はあまり勉強する科目じゃない(とにかく数学理科、あと英語をやらなきゃいけない)と思いますので、古文漢文まで出題されるのは重いですよね
まぁ古文漢文は共テでも高得点を狙わなければならないし、基本の文法・単語・句法といったところは早めに完璧にしておきたいです。
文系の社会。実は地歴2科目選択しなければならないのは東大だけです。
京大や一橋の社会は東大より難しいという話もありますが、1科目だけ。2科目必須は東大だけなんですよね。別に東大の問題が簡単なわけじゃないし
最近の理高文低の雰囲気から、理系は理科2科目やるのが大変という意見がありますが、理科2科目課せられる大学は東大以外にそこそこあります。他の旧帝とか難関大、医学部など。
それに比べて、文系二次試験で地歴2科目は東大だけ。
フクモモ的にはココが一番東大選択することのハードルの高さだと思うんですがいかがでしょう?
東大文系志願者はそれだけで尊敬します。。。もっと評価されていいよ。。。
地歴は暗記だから簡単、みたいに言われますが、理科の理解することの難しさも大変ですが、暗記だって大変だから
まぁ、東大以外は社会1科目で良いっていうのは文系の楽さかもしれないけどね。理系は東大以外にも理科2科目やらなきゃいけない大学が多いのはやっぱり大変なことなんだし。
文理選択重要ですね。。。
生物も理科の中では暗記科目で簡単のように言われますが、突き抜けるのは難しい少し覚えればそこそこの点数にはすぐ行くけど、高得点を取るのは厳しい印象。
物理は一番理解が大変だけど、理解しちゃえばある程度高得点できる科目でもある。その理解が大変なんだけど。。。
地学は受験者数が少数過ぎて、あまり参考書や塾などの講座が充実していないのが難点。色んな難しさがありますな
地歴(日本史、世界史、地理)、理科(物理、化学、生物、地学)は問題冊子が1つですが、事前に申請している2科目について解答です。
当日問題を見てやっぱりこっちを解こう!とは出来ません。まぁ3科目同レベルじゃないとその選択は出来ないんですが
あとは英語のリスニング。
共テなど、一般的な試験のリスニングでは、始まりが明確ですが、東大のリスニングは120分の試験時間の真ん中に急にリスニングがあります。まさに解いてる途中。
解く順番もさることながら、リスニングの準備とリスニング前後の切り替えも大事になります。
そういえば、フクモモの中学の定期テストもリスニングが途中にあったなぁ。。。
少し前までは4択でしたが2018年から5択になっています。急に5択になった2018年の受験生ビックリしただろうなぁ
リスニング問題は内容が難しいことも当然ですが、試験会場によって、反響で聴き取り難かったり、ノイズがあったりと別の難しさもあることで有名。
スピーカーにタオルをかけたり、微妙に聴き取りにくい環境にしたとか涙ぐましい対策エピソードがあったりします。
以前はリスニングは聞かずにテキトーに解答して、他の問題解いてるって猛者もいたようですが、配点30点を棒に振るのは今は得策ではないでしょう。5択になって当たる確率も下がったしね。
まぁ、どんな状況でも聴き取れるリスニング力が問われていると言えばそれまでです。。。
数学は文系が80点、理系が120点と点数に差があることから分かる通り、文系は大問4つ、理系は大問6つです。
それぞれの大問を完答できた、半分できたってことで、2完2半、4完2半みたいな言い方をします。
部分点をくれるから0完でもそこそこ点数とれたって話もあり。
数学は英語同様に問題集、過去問集いろいろありますので、対策はそれなりに出来るはず。
ただ、理系あるあるというか数学好きあるあるで、”数学しかやらない”と理科や英語、共テの社会などに影響が出ちゃうので気を付けたいところ。
国立大学、特に東大は科目数が多いので、バランスよく勉強してバランスよく得点していくのが一番の近道です。
ただ、数学がずば抜けて出来る、みたいな子は逆転合格しやすいのも事実だったりする。。。難しい
最近は難化傾向なので、取れる人は取れるけど、取れない人は取れない、より差がつく科目という印象です。
東進とかの入試分析データを見ても、合格者と不合格者の平均点で最も差がついてるのが数学。
数学が出来ることが合格、逆転合格への近道と言えそうです。
っていうか、難関大学はとにかく英数な気がする。。。
高1、高2までにどれだけ英数を固められるか。理社は趣味というかオタク的に出来ちゃう子もいるので、そういう子は英数が少し遅れても何とかなりそうですがね~。
最後に試験会場。
文系は駒場キャンパス、理系は本郷キャンパスで二次試験です。
駒場キャンパスは渋谷から井の頭線。駒場東大前駅。
駅の反対には筑駒とか駒東とかあります。
本郷キャンパスは文京区。赤門で有名なザ・東大のキャンパスです。
合格したら1,2年は駒場キャンパスですね。
受験の中身的にはだいたいこんな感じでしょうか。
まぁ東大志望の高校生、保護者なら知ってるよってことばかりでしょう。
次回は塾予備校、模試などについて。
ではでは。