おはようございます。
東大受験情報、どんどん行きますよ~。
まぁそんなに大した情報じゃないですが
まず、国立大学の一般入試と言えば、共テと二次試験ですね。
共通テストは例年成人の日の翌週土日(2日間)です。
今年は1月13、14日に行われました。
息子たち高2生が受ける来年の共通テスト(令和7年度入試)は
令和7年1月18、19日です。
今年より5日遅いから、何となく時間があるように見えますね。
ただ、二次試験初日は2月25日固定なので、共テから二次までが短いとも言えますが。。。
共テの受験科目は難関国立としては一般的な5科(来年からは+情報)ですが、配点が違います。
英語はR重視です。
英語R 140点満点に換算
英語L 60点満点に換算
数学ⅠA 100点
数学ⅡB 100点(新課程はC復活、文系もⅡBC)
国語(現古漢) 200点
地歴公民 文系200点、理系100点
理科 文系100点 理系200点
(情報 100点)
合計900点。これを110点満点に換算(圧縮)します。
情報がある来年からは1000点満点を110点に圧縮。
英語はR>Lの配点になっているので、いつもRの方が点取れる子は少し有利ですね。
そして来年以降、情報の価値が意外と高く感じます
地歴公民と書いていますが、文系は地歴から2科目選択がほぼ絶対。
なぜなら、二次試験が地歴から2科目選択だからです。
世界史&地理
世界史&日本史
日本史&地理
この3パターンのどれかの組合せで二次試験を受けるので、共テで公民を選択することはありえません。公民まで追加で勉強する余裕はないですからね。
理系は二次で社会は無いので公民でもOK。
ただし、地歴と公民で差がついてもそこでは得点調整はありませんので要注意。得点調整があるのはあくまでも地歴同士、公民同士で点差が開いたときのみ。
一般的に理系は地理選択が多いと思いますが、歴史好きな人は世界史、日本史でも。
理科は文系は理科基礎科目から2科目。フクモモのおすすめは地学基礎(いつも平均点が高い)ですが、得意なもので。
理科基礎2科目は50点+50点の100点満点です。そして、理科基礎は平均点に差がついても得点調整はありません。
目標点ですが、110点に圧縮して100点を目指すのが一般的です。(理Ⅲはさらに高得点を目指すでしょうけど割愛)
100点っていうのは、約91%です。ざっくり9割目標ということですね。
900点満点 → 約819点
1000点満点 → 約910点
もし9割取れなかったとしても、
共テ(110点) : 二次(440点) = 1 : 4
の得点比率なので、共テが失敗しても二次力があれば十分逆転できます
それでもせめて85%ぐらいは欲しいですが。。。
91%と85%の差は圧縮前だと1000点満点で60点の差ですが、圧縮後は約7点差。そこまで差がない気がしますよね
まぁ、合否の境目は1点差以内だったりするので、7点でも十分大きいんですが
そして、気を付けないといけないのは、共テの結果と志願者数で”足切り”があります。
志願者数が募集人数よりも多いと、第1段階選抜(足切り)として、不合格者が出ます。
基準の倍率は以下の通り。
文系 3.0倍
理Ⅰ 2.5倍
理Ⅱ 3.5倍
理Ⅲ 3.0倍
基準倍率はちょこちょこ変わってるので、数年後の基準倍率は分かりません。要チェック
志願者数が基準倍率に届かない場合は足切りを行わないので、たまに物凄い低い点数で一次合格者が出たりします(全員合格)。
そういう話題が出るくらい東大受験は注目の的なんですよねー。
東大に比べると話題にならないだけで、他の難関国立大学でも学部により足切りの基準倍率が設定されてたりしますので、足切りに合わないように出願動向をチェックしてギリギリまで出願先を検討する場合もあります。。。
足切りは文Ⅲ、理Ⅱの合格最低点が高い傾向があります。一次+二次の合計合格最低点が低い科類が一次ではハードルが高い傾向
最近文科は文Ⅰから文Ⅲまで合計合格最低点にあまり差がないですが。。。
実際、東大合格者は足切りの点数を気にするレベルではないと思いますが、センターに比べて難易度、問題の質?がだいぶ違うので、共テも油断せずしっかり対策することが必要だと思います。
あとはマークミス。。。
足切りで"受験出来なかった"とならないように気をつけたい。。。
共テは自己採点の結果で出願するので、私大の共テ利用入試で大きなマークミスが無かったかチェックしたりしますね。
共テ利用で合格してれば大丈夫的な
次は二次試験について書きます。