こんにちは。
今週いっぱい学校がある息子。給食終了から1週間も続くなんて長い
緊急事態宣言も明けて、今日からクラブチームの平日の練習も再開です
昨日の夜、息子が妻に「北辰テストについて」質問をしたらしく、妻から「説明してあげて」と連絡がありました。
いや、日中からずーっと一緒に家にいるんだから直接聞けよ
なぜ妻に聞く。。。明らかに受験に詳しいのはフクモモなのに。。。
まぁ、高校受験に関心を持ってくれたのは良いことだと思おう
っていうことで、息子だけでなく、中2(新中3)のお子さん(特に埼玉県在住)を持つ保護者向けに簡単に説明したいと思います。長くなりそうなので、何回かに分けてシリーズ化しそうですが、お付き合いいただければ
ただし、あくまでも情報は娘(新高3)の高校受験のときのもの。今年はコロナで異例の受験システム・スケジュールだったでしょうし、新年度も特例がありそうですので、事前に知っておくべき基本中の基本、いわゆる基礎知識としてご理解ください。個人個人受験する学校は違いますから最後はきちんとご自分で調べてくださいね。
塾なし高校受験保護者に捧ぐ、というタイトルにしたのはやはり塾なしだと情報が少ないと思ったからです。塾にお通いの方は塾からの情報をきちんと聞いてれば大丈夫ですが、塾なしですと中学からの情報だけでは厳しい部分もあるはずなので要注意です
北辰テストの説明の前に、まずは高校受験について。
フクモモの住む埼玉県は公立王国と呼ばれるほど昔から公立高校に進む家庭が多い県です。中学校の進路指導でも公立高校入試を意識したものになることが多いと思います。
本命公立高校 1校
滑り止め私立高校 1校
合計2校の受験っていうのが一般的です。
都内などの難関国私立高校や県内難関私立高校3校(慶應志木、早大本庄、立教新座) あたりを志望する子以外は複数校を受験する人は少ないと思います。
難関高校を受験しようと思ってる子は願書提出のスケジュールなどが他の子と違くなる場合が多いので、早めに中学校の担任の先生に伝えて、調査書(内申書)の準備とか忘れないようにコミュニケーションを取っておきましょう
次に公立高校入試でよく聞く調査書(内申書)について。
内申点、ってよく聞きますよね?
基本的にはいわゆる通知表の成績です。
9教科×5段階評価で45点満点みたいな。
一般的に入試で使われるのは3学期制の中学校の場合、
①1年生の学年評定(3学期ではなく学年成績)
②2年生の学年評定(3学期ではなく学年成績)
③3年生の2学期成績
の3つを使用します。
例として浦高の今年の基準
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/182561/15_urawazen.pdf
調査書の扱い(学習の記録の得点)が
1年:2年:3年=1:1:2=180点満点となってます。
これは上で説明した①②③それぞれ45点満点を
①×1+②×1+③×2=180点満点にして計算しますよってことです。
この成績の扱いは学校ごとに違います。1:1:2のように一般的には3年重視。もっと3年重視して1:1:3の学校や1:2:2とか色々です。
志望校がどういう評価をするのか確認しておきましょう
3年の成績を重視する学校ならば、たとえ2年まで芳しくなかったとしても3年の頑張り次第で得点を伸ばすことが出来ますので、ぜひ頑張ってください
定期テストはそこそこなのに通知表だとあまり良くない成績っていう人は、どこを直せばいいか先生に確認するのも手です。
忘れ物と提出物を直せば良いってことが多いかな。
忘れ物が多い
提出物の期限が守れない
そもそも提出してない
テキトーにやってる
って子は意欲・態度が良くないと判断されてしまい、定期テストで挽回しても言うほど成績に反映しません。
忘れ物をしない
提出物は期限を守って出す
綺麗な字で書くように心がける
っていうところを意識するだけでだいぶ変わると思います。
あとは、苦手な科目の係になるっていうのもありかも。
数学が苦手なら、あえて数学係になって数学の先生とコミュニケーションを取るようになれば、成績アップするかもしれません。先生も人の子なので、よく話す子を優遇しがちですよ
長くなったので、とりあえずここまで。
シリーズにするので、乞うご期待