夏休みに入り、子供たちを連れて日課の早朝散歩に行った所、前の通学団で一緒だった親子に遭遇した。流れで子供たちが一緒に遊び、お母さんと少し立ち話をした


当時とてもお世話になった、去年の通学団班長は当然ながら中学生になっている。この子はとても良い子で他の兄弟姉妹たちも優秀で、親御さんも行事やいろんなことに積極的ないわゆる良い方達だ。いじめの時もこのお母さんだけが色々と動いてくれた


感謝している一方で、納得できないことがあった。加害者側の親子ともこのお母さんはコンタクトをとっていて、一時相談役のようなことをしていた。その時に加害者親子が言っていたこちらの心をえぐるような言葉が噂と共に広がっていて、他のお母さんから聞かされる羽目になったのだ


また今年中学生になった前班長に加害者児童のケアをさせていて、その結果またその子に執着し新たなトラブルの芽が出ていた。言葉では、通学団の平和のためにと言うが、執拗な嫌がらせを受けて、怪我までしたこちらのケアをしてくれないことにどうにも複雑な思いがあった(班長親子が並びを決めたり決定権があるため)言葉ではきれいなことを言うけど、どうも本心が見えない


公園で会った前班長は、私と話し答える時、必ずお母さんの顔を見る。怖いくらいの笑顔だったお父さんは、どうやら子育てに協力的ではなさそうだ


その昔できないことが多いうちの子供らと比べて、このご家族が羨ましい時があった。気に入られたいと努力もした。今はもうそう思わない。皆、それぞれの苦があるのだ


いち抜けて離れたからこそ見えるものがある






夏休みは本当に長い