日銀が介入を行ってから一週間たちますが、
米ドル円レートはもう84円を割ろうとしています。
現在どの通貨も
対米ドルには高くなっており、
各国が相次いで自国通貨がこれ以上
米ドルに対して高くならないよう苦心しています。
中国元は弾力化が強化されず、
ブラジルは米ドルを買う介入をする。
結局米国はいまだ重要な貿易相手であり、
大きなボリュームゾーンを持っています。
米国だって本当はこの米ドル安は
景気回復のために続けたいはずです。
それが証拠に米国の短期金利・長期金利がともに上がらず
金融緩和も続けている状況。
そして投資家は米ドルから高金利通貨や
実効為替レートが安い通貨へ資金を流します。
我々投資家にとっても一体この通貨安競争は
いつまで続くのかまったくわかりません。
このような時はFXで他の通貨を対円で取引するのではなく、
対米ドルで取引するのが稼ぐコツといえるでしょう。