久しぶりの更新になってしまいました。
毎日色々な事をしていますと、なかなか更新が出来ないもので・・・。
2ヶ月間の空白がありましたが近況報告でございます。
父は1月末からFOLFIRIを始めまして、先週で5回程投与しております。
1回目のみFOLFIRI単剤でしたが2回目からはアバスチンも併用しております。
副作用としては倦怠感(投与から5日目くらいまで)、下痢、少しの脱毛くらいです。
XELOX、TS-1単剤と比べると一番キツイと言っております。
ただ約1週間を過ぎると全く問題なくなるみたいですのでしばらくは辛抱しないといけませんね。
CTにもレントゲンにも何も写りませんので腫瘍マーカーのみでフォローしております。
CEAは18.8まで上昇しましたが3月初旬の検査では17.8と上昇が止まりました。
CA19-9は134.7まで上がりましたが118.5と下がりました。CA125は40まで上がりましたが13.9まで下がりました。
マーカーで判断する限りは病勢をコントロール出来ているという結果でございます。
播種が目に見えないうちに叩いておきたいところです。
また4月には腫瘍マーカー検査があるので低下している事を願う毎日です。
本日は少し違う話題も記載しときます。
職業柄、新薬の開発状況等を検索する機会が多いのですが大腸癌も多くの治験が行われております。
特定の遺伝子変異しか効果が確認出来ないかもしれませんが、免疫チェックポイント阻害剤、がん幹細胞阻害剤、腫瘍溶解ウィルス剤等多くの有望な新薬も開発途中でございます。
昔と比べると抗がん剤の質は格段に良くなっております。
今後も驚くような新薬が出てくるかもしれません。なのでやはり重要な事は薬剤をつないでいき予後を伸ばしていく事が今後は非常に重要なのかなと思います。
良い物が出来る事を信じてみなさん頑張りましょう!!!
P.S
最近P-THPに関する話題の本を読みました。
賛否もありますしあまりにも例数が少ないのでエビデン的には低いと思いますが、有望な武器になる可能性もあります。
この件はまた色々と分かり次第記載出来ればと思います。