父の形見でもある車を廃車することにしました。

家族の反対を押し切り、

どうしてもこの車が欲しいと言って、

2001年に強引に父が買った車です。

なので、もう20年乗っています。

 

主人が、常に手入れしてくれていました。

定期的にタイヤをローテしたり、

自分で、オイル交換もしてたし・・・

だから、これだけ乗ってこれたのかもしれません。

 

当時はまだ珍しかったカーナビが標準装備されていました。

東日本、西日本の地図データがCD2枚に

納められていました。

バックモニターも標準装備。

ワンボックスカーで、トヨタのノアです。

 

今の車みたいに、なんでもかんでも

電気仕掛けじゃないから、

これだけもったのかも。

スライドドアなんて、

電動じゃないから、壊れない。

 

前回の車検から1000Kmも走ってなくて、

コロナが始まってからは、

出かける事もなく、

母もいなくなってしまったし、

古い車は税金が高いし、

廃車することにしました。

今は、軽自動車があれば十分の生活です。

 

思い出はいっぱいあります。

この車で、ヒゲさんの奥さんを、

静岡がんセンターから、

東京の病院に搬送しましたっけ。

高カロリー輸液に、

モルヒネの点滴をしながら、

酸素用ボンベも積んで。

 

そういえば、

米村先生も何度もお乗せしました。

埼玉や東京の病院に

ご一緒したこともありましたし、

我が家にお連れしたこともありました。

 

思い出いっぱいの車です。

 

長い間、ありがとう。