大好きなおばあちゃんと、私。






祖母が他界し、1ヶ月が経ちました。

明後日には96歳のお誕生日の予定でした。
コロナの影響で田舎に帰省することはできませんでしたが、とても穏やかな最期だったようです。
3年近くほぼ寝たきりだった祖母を、祖母の子供の4姉妹が交代で介護をしていました。

皆んなが寂しくないように3年かけてお別れをさせてくれたとうちの母は言っていました。
なので今でも部屋で寝ているような気持ちだそうです。

私の家と祖父母の家は道路を挟んで隣同士だったので
小さい頃から本当に可愛がってもらっていました。
両親が夜勤の日には、おばあちゃんが泊まりにきてくれました。
その夜は誰がおばあちゃんの隣で寝るかで三兄弟でおばあちゃんを取り合ったものです。
お布団でおばあちゃんから聞く「昔の話」が大好きでした。

朝ごはんには美味しいお味噌汁を作ってくれました。「いっぱい食べんさい」とご飯はいつもしっかりついでくれました。

働き者で優しくて、お裁縫が上手で、お料理が上手で、畑仕事が上手で、白いご飯が大好きで、カラオケが大好きで子どもが大好きなおばあちゃん。

こんなお母さんで、おばあちゃんになりたいなと私も思います。