松戸市で、ピアノ、声楽、コーラスの
音楽教室をしています
昨日、サークル活動を紹介する催しがあり、
ピアノ教室の紹介をしました。
ついでに、ほかのコーラスグループの応援で
童謡、『 たき火、虫の声、とうだいもり、
アニーローリー』
など歌いました。
『たき火』と言えば、
私の音楽の原点かも、、、
還暦を過ぎた私の幼少期には、
ピアノがあるお宅は、とてもお金持ちでした。
私は、3歳くらいの時、おじさんからプレゼント
された、おもちゃのピアノがお気に入りで
めちゃくちゃに、ポンポンたたいては
何時間も遊んでいました。
3回も買い替えたみたいです。
ドレミなんて聞いたこともなかったです。
ひたすらポンポン
幼稚園に入り、初めての学芸会
担任の先生が
みんなの歌の伴奏を弾かそうと、
Aちゃんにオルガンの演奏を教えていました。
曲目は『たき火』
オモチャの小さなピアノしか
触ったことがない私は、
本物の鍵盤をさわれるAちゃんが
羨ましいのと
同時に『なかなか弾けない、Aちゃんどうして?』
ちょっとイライラ
オルガンの横から覗き込み
『ふーん、ああやって弾くんだ!』
『あれなら、私弾ける』
『Aちゃん全然弾けないけど、私もう覚えちゃった!』
と思い『先生、わたし弾ける』
結局、Aちゃんの大役を奪ってしまいました。
あまり、練習した覚えはないけど、
学芸会当日は、ホールのピアノで、『たき火』
メロディだけですがしっかり両手で弾きました。
これが私の初めてのピアノ演奏です。
それ以降、父親がオルガンを買ってくれ、
毎日、プカブカ弾いていましたが、
音楽教室にも入れてもらえず
伴奏などは弾いたらことがありませんでした。
それから数年後、
小学校2年生のクラスのお楽しみ会で、
伴奏を付けて演奏するクラスメイトに
『えー⁉️ 先生みたいに伴奏弾けるんだ!』
驚き、母にどうしても
音楽教室に入れてくれるようお願いしました。