恋のキューピッドはシビアです。
B子さまが、半年ぶりにご訪問されました。
笑顔で来られましたけれども、やはりどこかしら悲痛な念い(おもい)が
にじみ出てしまっていました。
B子さまにも今回の経緯に関するお話しと心情をお尋ねしましたら・・・
彼にはお友達のように気さくな接し方をされていたらしいのですが、本音の部分では
かなり好きな気持ちがあって「お付き合いできたらなぁ」と思ってらしたそうです。
ただ、できましたら彼のほうから告白してほしいという念いもあったらしく・・・
そんな感じでしたので、A子さまからの報告には正直、ショックを受けておられました。
でも、A子さま達が同棲しているとはいえ、同棲しているからこそ相手のイヤな部分も
見えてきたりして別れる可能性も捨てきれず、ある意味ではA子さまの不幸を
願ってしまうような・・・
まぁ、女心というヤツですね。
そのようなB子さまに、わたしは1つ質問したのですが・・・
テキストのネタバレにも繋がってしまいますので、質問内容については
ご容赦くださいませ。
質問に対して、B子さまは始めは否定されていたのですが・・・
ほんとうに、ご自身の胸に聴いてみると言いますか、冷静に落ち着いて、
第三者目線(客観的)で再度、点検(?)されました。
すると・・・
やはり、その部分を認めざるを得ないということを理解されたのです。
あったんですねぇ・・・
根本的な「原因」となる念い(おもい)の正体が・・・
その質問に対するB子さまの回答を聞いて「コレは”基本”として別にテキストを
作ってあげなくてはいけないな~。」と思ったのでした。
それでもご自分を保ちたいと考えられるB子さまとしては、僅かな望み・奇跡を
胸に抱いて帰られたのですが、見送るわたしの中ではB子さまの将来には
残念ながら彼とのご縁は成り立たなくなってしまっているのが視えてしまいました。
要するに、A子さま達は別れないだろう・・・ということです。
B子さまは、表面意識では自覚できない念いにて、意図せずして
「ご自分では望んでもいない」哀しい選択をされてしまった結果となったのです。
その数ヶ月後のことでした。
再び、A子さまから報告の連絡がありました。
それは、B子さまにとっては「ダメ押し」ともいえる決定着ける内容だったのです。
「A子さまのお腹に、新しい命が宿ったので結婚することになった」とのことでした。
これで、残念ながらB子さまの彼との結婚願望は成就しないこととなりました。
レクチャーを受けた最初から、A子さまとB子さまには、決定的な違いが有りました。
その点を『ライト版(入門編)』としてご提供することに決めました。
ほとんどのかたが全く気にもしていないところでしょうし
「まさか、そんなことだとは!?」と意外に思われるかもしれませんし
「そんなこと自分は考えてもいない!!」と不愉快になられるかたも居られるかも
しれませんが、そこが確立していなければ恋のキューピッドも振り向いてもくれない
ほんとうに重要な基本の部分です。
このお2人のお陰にて、結婚できる条件がもっと明確になったことに感謝しています。
なので、この頂きました種は、同じく悩める女性のかたがたにお渡ししようと思い
『ライト版(入門編)』と『ハウツー版(実践編)』を作成することに決めたのでした。