※この記事は0603付けの

OGO OXYGEN WATER (オゴ オキシジェン ウォーター)  

の、試飲会イベント報告です。



行って参りました。
OGOデザインウォーターバー。

表参道ヒルズのB2、最地下です。


敬愛する安藤忠雄氏が設計された事で、賑わっておりましたが、平日に行けば意外と人もまばらですね。
(○ビルとか、TMT(泣き顔アスキーではありません)とか、新名所オープンに押されて、落ち着いてきたのでしょうか??
…それとも、表から参りにくい通りなデザインが、難を……あ、いいえ。えーと。は、ははは入りにくいですよね表参道ヒルズ。『通り、商店街』がコンセプトの割には。。。ううーん、、、それでも安藤忠雄氏。敬愛しております!!)


ここに来るといつも感じるのですが、ひんやりとしたコンクリート打ちっぱなし(これぞ!安藤建築!!)のひんやり感と、こぽこぽとした、水の中を思う音が本当に水底を歩いている気にさせてくれます。
更に今回は、お水の試飲の為にやってきました。
コンセプトが合っていて、気分も盛り上がります。

『どこだろう?』
と歩いていたら、通路に唐突に現れたバーカウンター!!




まるで、ダイビング中に出会った熱帯魚のように、きらきらとしておりました。

still(青色)とsparkling (微発泡・赤)両方の試飲が可能です。
きり。と冷えたお水が入ったグラス。
綺麗な水滴を纏っていました。


買って自宅で飲むのと、カウンター越しに飲むのと、雰囲気が変わります。
ころん、としたデザインのボトルですので、うちの食卓にあるのは勿体無い気もします。
手前勝手な感想ですが、飲まれるシーンまで考慮して考えられた、コンセプチュアルなお水ならば『バー』としてグラスで飲む演出ではなく、ボトルを配布して、ポップなスタイルで飲んでもいいんじゃないかな?…とは思いましたが。
イベントはコストもかかりますし。
試飲として商品をばらまくのも大変だとは思いますけれども。。。

でも、座って、係りの方とお話しながらお水を頂いたので、コンセプトに纏わる面白いお話も聞けました。


さあ、ごろうじろ!

わかりますか?

このボトル、印刷文字が鏡面になっています!
そうです。
『丸さ』を活かして、レンズになった反対側が読めるようになっているのです。


おもしろーい♪


いいですねえ。
こういう遊び心、大好きです。

外国のお水のパッケージでたまに見かけますね。
『飲み水は購入して飲むもの』
だから、その容器までもコンセプトを広げて、ユーザーに楽しんでもらおう!
そういうサービス精神が感じられます。

おいしい水道水をぐびぐびと飲む環境で育った、私にはない感性なのです。


開発する側にすれば、デザインは自己と顧客満足の世界でもあります。
お金を出す企業が『いいねえ、これ』と言った時点で、自己満足と顧客が満足した製品が一人歩きを始める。
意外と、末端のユーザーはそれを望んでいなかったり。。。
広告戦略でお茶を濁して、製品には力がないのに、イメージで売ってしまったり。。。
大方の仕事が、そんな繰り返しです。

もちろん、提案する側が、顧客企業の先にあるユーザーの利便性とか、思想とかまでご提案できて、お客さんも納得してくれればよいのですが。
そんな優れたデザインは、一生かかっても出来ないかもしれません。


そんな、デザイン論まで考えさせられた。
良い刺激になりました。


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[HP]

▼スリーアイルクリエイション有限会社

http://www.fashion-design-library.com/

★OGO輸入代理店だそうです。


▼アイ・キッチン

http://www.i-kitchen.jp/main/product_info.php?products_id=1181


▼OGO LIFE
http://www.ogolife.com/
★英語サイトですが、フルフラッシュで面白い作りです。
 何となく『癒し』目的で作成されているのですが、日本のサイトと違いどこかポップです。
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