がががーーーん!
すがーん!!
ぼかーーーん!!
あああ。
ばかばかーー!!
かぶこさんのブログ
を見ていて、思い出しました。
一部の人には鳥肌立つほど楽しいイベントなのに。。。
でも、終わっていました。
…ぷちゅん。
ああ、おおばかさん。
そうなんです。
今年はカブさん誘っていく気満々だったんです。。。
▼竹尾ペーパーショウ2007
http://www.takeo.co.jp/web/event/papershow/2007.html
>カブ子さん
既にご存知だったらすみません。
TMS(東京モーターショウ)、TDW(トウキョウデザイナーズウィーク)と並んで、私が小躍りしてしまうペーパーショウ。
それが、竹尾ペーパーショウ
です。
紙とデザイナと協賛企業と印刷屋さんの技術のせめぎあい。
普段は『無理です』と言われる、オーダーに対して、飽くなき挑戦をする
『んなばかな!』の印刷手法のオンパレード。
開発をふられた企業も、真摯に挑戦します。
それを竹尾さんが本気になってバックアップするので、見ていてとても面白いのです。
近年は特に『無茶しよんのー(愛を込めた苦笑)』という試みが満載です。
ちなみに、最新の紙見本をじゃんじゃんくれます。(←ここ、ここが注目です!!)
何より、このペーパーショウの凄いところは、こんなに中身が濃いのに無料!!なのです。
只なのに、只の新製品見本市に終わらないところが素敵!!
この見本市の見所は、
『仕事では、ありえない馬鹿馬鹿しいコンセプトを、物凄く真摯に実現させようと頑張る所』
だと思います。(関係者の方すすみません、私見です。実際は本当にマジメな製品紹介です。)
私の知っている限りでは
○リトマス試験紙で出来た、傘とレインコート
⇒酸性雨が降ったら、水玉になって楽しい♪
○紙の『白』よりの純白の白いインク
⇒展示物は只の真っ白い紙なのです。
この努力を図れないと、見ても楽しくないのかも。。。
○モノトーンの世界を、37版で印刷する水墨画
⇒ここまで印刷を重ねられて、トンボが哀れに見えたことはありませんでした。
トンボが『もう限界!助けてー!!』と言っておりました。
※大雑把に解説すると、『トンボ』とは、印刷をする時のガイドです。
○UVインク(紫外線で固まる)を使ったオブジェ
⇒何の為に…。。。(印刷でやらなくて、粘土でいいじゃん。)
…ええ!?そんなことをやってしまうの!?
普段の仕事では、コストと常識が邪魔をして、絶対に提案できない技術と発想とデザインのコラボです。
何となく、モーターショーに出品される、コンセプトカーな空気満載。
だけど『紙』を使った提案なので、私達の生活に密着していて、理解できるものが多いのです。
これは、竹尾さんが『紙に纏わる周辺の加工技術(印刷も含む)とデザイン性(アイデア)』をとっても大事にしているから。
その企業の理念に好感をもてます。
実際、竹尾さんとお仕事をしている現場の皆さんは、誰もこちらの企業を悪く言う人がいません。
製本作家も印刷屋さんも。
私の様なペーペーデザにも、訳隔てなく手厚い対応をしてくれる会社さん。
どんな対応も真摯に受け止めてくれます。
その上で、親身になってくれるのです。
そんな理由で、もう昔からのファンなのです。
人徳…というものがあるのなら企業の業徳、社徳と云ったものもあるのかもしれません。
ああ、今年は行けなくって残念!
かぶこさん、来年は是非、一緒にいきましょう!
▼竹尾HP
http://www.takeo.co.jp/index.html
▼紙見本帖本店(神田)
http://www.takeo.co.jp/web/shop/index.html
▼青山見本帖
http://www.takeo.co.jp/web/shop/aoyama.html