本日『ハケンの品格』を初めて見ました。

今日の放送分で、山場となった丁合い(ホチキス止め)シーン。
企画書作りやなんかで、私も鍛えられました。
そんな訳で今回は為になるハケンスキル。
折角作った画像の有効活用の為に、記事にあげました。







■正しいハケンさんの心得

[極意]丁合いにはMY指サックとMYホチキスを使用すべし!!

幻の指サック
※写真はイメージです

(1)丁合いを依頼されたら、笑顔で応じます。
(2)筆箱からMY指サックを装着!
(3)作業用に広めのテーブルを確保します。
  ※このタイミングで『丁合い作業』がある事を大々的に宣伝し、少しでも余裕のある人にお手伝いしてもらえる様に、スタッフを募ります。
(4)書類を順番に並べます。
  ※逆順(裏→表紙)の方が便利ですが、これは好みがあります。
(5)LET'S丁合いスタート!!
きちんと並びましょう
  ※自らが先頭になって、後に続く人が何も考えなくても作業を出来る様に、見本になりましょう。

(6)先ずは、ホチキス止め等無視無視!5割くらいまで、ひたすら書類を集めます。何故なら、ホチキス止めより書類を揃える方が遥かに大変で、時間がかかるのです。

テキパキ動きましょう
(7)集めた書類を置く時に、天と側面それぞれを『トン!』と1回打ち付けましょう。
  決して、トントンしてはいけません。時間のロスにつながるのです。

とん!と一回!!
 ※この工程は、ホチキス止めの下準備です。…が、勢い良く『トン!』。職人はこれ一発で、キレイに揃える事が出来ます。
(8)書類の山がある程度出来るまで、自分がペースメーカーになってスピードを引っ張ります。
丁合い作業のスピードは『いかに書類を早く集められるか』にかかっています。
(9)書類は互い違いに積み上げます。
  ある程度の山になったら、いよいよホチキス止めです。
  この工程は、2名で対応するのがポイントです。
  書類渡し役は、側面をトン!、天をトン!と、リズミカルに打ち付けて、ホチキス係に渡します。この時、天地逆さまに渡すのがポイントです。

書類は逆さまに
(10)ホチキスを止める位置は左隅です。
  世の中は右利きが多いので、会議の間はペンを右手で持ちながら記入する事が多いのです。
 当然空いた左手で書類を繰ります。
 また、書類を逆さまに渡す事で、右手でホチキスを止める事が出来ます。
 ※え?左利きはどうするのだ?多数決の前に少数派は無力です。。。涙。
  50越えの丁合いの時には利き手等気にしていてはいけません。

 更に、書類と平行して止めましょう。
 そうすると、大体止める位置を揃える事が出来ます。
 また、完成した書類もキレイ、重ねても斜めに止めた時よりかさばりません。
 また、天地逆さまにする事で、無理の無い姿勢でホチキス止めが出来るのです。
 ちょっとしたコツです。





コンペの企画書は、更に製本テープを貼ったりします。

こんなマニファクチュアな作業。

始まると燃えるんですよね。