このブログは『オススメ』紹介なんですが…
今回の記事はオススメでも何でも無いのですが…
夏の夜に、私が体験した『本当にあった怖い話』をひとつ…。
あまりの戦慄に、人に語らずにはおられません。
★あまりの恐怖に食が細くなります。
お食事前の方は、済ませてからどうぞ。。。。
*******
それは、帰りの電車の出来事。
終電間際の、微妙に混雑したホームで、私も家路を急ぐサラリーマンの一人として電車を待っていた。
今日は空気が重い気がする。
湿度のせいか?
夕方から降った雨のせいか?
何だか、とにかく『嫌』な感じだ。
各駅停車が入って来る。
心持ちほっとする。
ここには何だかいたくない。
早く家に帰りたい。
ドアが開く。
どっと降りる人々。
なんだろう?この車両は他の車両に比べて、明らかに乗客が少ない。
一瞬嫌な感じがしたが、数秒の停車時間。
家へと、はやる気持ちに背中を押されて電車に乗り込む。
と。
床に異変を見つけた。
ドアのステップには、滑り止めのゴムが張ってある。
その辺りの床に、酔っぱらいの吐瀉物が付着している。
幸いまたげる距離だ。
大きなストロークで、デッドゾーンをまたいだ私は、そのままの歩調で対面のドアまで移動する。
死っ地帯には留まりたくはない。
帰りのリーマン達で、ホームは混んでいるのだ。
あの人々が電車に乗り込んで来る。
ポジショニングに失敗したら、次の駅まで地獄だ。
閉じるドア。
汚物の嫌な臭いが立ち込めている。
あの『嫌』な感じが強くなる。
何故か車内の空気が、緊迫している。
…粗相の酔っぱらいがいるのか?
車内を見渡すも、それらしき人はいない。
社会の迷惑人は、既に下車したらしい。
…それにしてもくさい。
嫌な臭いだ。
なぜ皆、緊迫しているのだろう?
一様に、ある一点に集中している。
おかしい。
何かがおかしい。
そもそも、なんでこの車内はこんなに人がいないのだ?
一体何が……?
振り向いた私は、その瞬間に凍り付いた。
私が乗り込んだ、ドア。
そのドアの内側に、それはあった。
例の汚物が床を穢すデッドゾーン。
閉じたドアのガラスから、アルミの板から、『手に注意』のシールに至るまで。
べったりと吐瀉物が張り付いている。
水溶性の汚物は、ドアの中程の高さから、床まで届く。
私がまたいだのは、ドアが受けきれなかった残りだ。
その広範囲たるや、飲み屋のトイレより強烈。
その迫力たるや、ラオウの最期より苛烈。
その臭いたるや、駅の住人より激烈。
はっきり言おう。
酔っぱらいが、扉に向かって、胃の腑の底からスプラッシュ!!
その残骸がここにあった。
うぷ。
むむむりです。
このままいたらもらっちゃう。
うぷうぷ。
そんなこんなで次の駅で、逃げ出す様に隣の車両へ。
なんだよ。
人が降りたわけだ。
空いてた訳だよ。
||||||orz||||||
今回の記事はオススメでも何でも無いのですが…
夏の夜に、私が体験した『本当にあった怖い話』をひとつ…。
あまりの戦慄に、人に語らずにはおられません。
★あまりの恐怖に食が細くなります。
お食事前の方は、済ませてからどうぞ。。。。
*******
それは、帰りの電車の出来事。
終電間際の、微妙に混雑したホームで、私も家路を急ぐサラリーマンの一人として電車を待って
今日は空気が重い気がする。
湿度のせいか?
夕方から降った雨のせいか?
何だか、とにかく『嫌』な感じだ。
各駅停車が入って来る。
心持ちほっとする。
ここには何だかいたくない。
早く家に帰りたい。
ドアが開く。
どっと降りる人々。
なんだろう?この車両は他の車両に比べて、明らかに乗客が少ない。
一瞬嫌な感じがしたが、数秒の停車時間。
家へと、はやる気持ちに背中を押されて電車に乗り込む。
と。
床に異変を見つけた。
ドアのステップには、滑り止めのゴムが張ってある。
その辺りの床に、酔っぱらいの吐瀉物が付着している。
幸いまたげる距離だ。
大きなストロークで、デッドゾーンをまたいだ私は、そのままの歩調で対面のドアまで移動する
死っ地帯には留まりたくはない。
帰りのリーマン達で、ホームは混んでいるのだ。
あの人々が電車に乗り込んで来る。
ポジショニングに失敗したら、次の駅まで地獄だ。
閉じるドア。
汚物の嫌な臭いが立ち込めている。
あの『嫌』な感じが強くなる。
何故か車内の空気が、緊迫している。
…粗相の酔っぱらいがいるのか?
車内を見渡すも、それらしき人はいない。
社会の迷惑人は、既に下車したらしい。
…それにしてもくさい。
嫌な臭いだ。
なぜ皆、緊迫しているのだろう?
一様に、ある一点に集中している。
おかしい。
何かがおかしい。
そもそも、なんでこの車内はこんなに人がいないのだ?
一体何が……?
振り向いた私は、その瞬間に凍り付いた。
私が乗り込んだ、ドア。
そのドアの内側に、それはあった。
例の汚物が床を穢すデッドゾーン。
閉じたドアのガラスから、アルミの板から、『手に注意』のシールに至るまで。
べったりと吐瀉物が張り付いている。
水溶性の汚物は、ドアの中程の高さから、床まで届く。
私がまたいだのは、ドアが受けきれなかった残りだ。
その広範囲たるや、飲み屋のトイレより強烈。
その迫力たるや、ラオウの最期より苛烈。
その臭いたるや、駅の住人より激烈。
はっきり言おう。
酔っぱらいが、扉に向かって、胃の腑の底からスプラッシュ!!

その残骸がここにあった。
うぷ。
むむむりです。
このままいたらもらっちゃう。
うぷうぷ。
そんなこんなで次の駅で、逃げ出す様に隣の車両へ。
なんだよ。
人が降りたわけだ。
空いてた訳だよ。
||||||orz||||||