お正月の挨拶は『お餅の食べ過ぎに気をつけよう』だけど、
クリスマスの挨拶は『ケーキの食べ過ぎに気をつけよう』だと思う。

(え?今夏だろうって?

時期の半端さは気にしてはいけません・笑)

でも、本当に美味しいケーキは、食べ過ぎても後悔しない。
美味しいもので太るなら甘んじて受けよう!
そう思うケーキがあります。
数量限定。

事前予約のみ受付。

リーフにも掲載されない。

事前の告知もなし。

本当に幻のケーキ。

今回は【クリスマス限定、アンデルセンのツリーケーキ】のご紹介。



※以下、当時の日記より抜粋

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【クリスマス限定、アンデルセンのツリーケーキ】


アンデルセンのケーキ


まず、三角形の箱がインパクト。
『四角錐』ではなく、『四辺形立方体』。
それも巨大。
真っ白の三角の箱に、真っ赤なリボンが十字に結ばれている。

開けると中からは白いツリーが!
巨大な“ショートケーキ状”の生クリームケーキは、その2等辺三角形の形状を活かして、クリスマスツリーの形にクリームがデコレイト。
上には余分な飾りは無く、マジパンで作られた柊が数枚トッピング。
そのシンプルさがとても上品。


ナイフを片手に「どう切ろう??」
真剣に悩む。
だって、巨大なショートケーキを均等に切り分けるなんて無理だから。

切ない気持ちでケーキにナイフを落とすと、意外にも、ふわりとした繊細な感触。
それは、八分だての生クリームでデコレーションされているからこそ。
触る端から、とろけてしまいそうな繊細なクリーム。
中はシンプルなスポンジ。
それをカットして、スライスされた苺が挟んである。
スポンジ、苺、スポンジ、苺、スポンジ。
この贅沢な土台の上に、真っ白なクリームがふんだんに使われている。

余分な装飾のない、誠実なケーキは一口食べて納得する。
しっとりしたスポンジ。
上品な甘さの、口の中でとろけるクリーム。
間の苺の酸味が絶妙のアクセント。

このケーキには、これ以上の要素はいらない。
完成品だ。
だからマジパンが装飾なのだ。
それもケーキを邪魔しない程度の量で。


クリスマスのごちそうの後でなければ、
いくらでも食べられそう。

アンデルセンはパン屋さん。
これは、いわばクリスマスのスペシャルエディション。
通常はパンしか売っていない。

シーズンが終わって、何度も思い出し、その度にお店に訪ねてしまう程の逸品ケーキ
手に入らなくて、有名他店の苺ショートを食べ歩いた1年だった。
でも、この「八分だてのとろける生クリーム」ケーキは他に無い。
雑誌のケーキ特集で、1位になったケーキより上品。
鉄人のレストランのショートケーキよりクリーミー。

シンプルで、素朴。
だけどその『潔さ』が嬉しいケーキ。
年に10回は思い出す。

商品化すれば良いのに。。。

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ああ、読み返したらまた食べたくなってしまった。

粉物ケーキが大好きな私は、

『美味しいパン屋さんの作るケーキは、本当に美味しい』

と思いますが、いかがでしょうか?


最近、皆さんから美味しいケーキ屋さんを教えていただいています。

ありがたいなあ、と思う今日この頃。。


★追記

おそらく、ツリーケーキは告知されないかと思います。

私は知人が予約をしたものに、ありつけました。

○アンデルセン青山本店へお問い合わせ。

○クリスマス予約シーズンにチェック!

○予算は¥4.500~5.000くらいでした。


あやふやな情報ですみません。。。

気になる方は調べてみてください。