看護師の仕事は、とてもやりがいがある一方で、多くのストレスが伴います。
患者さんをケアする毎日の中で、自分のメンタルを守ることは非常に重要です。
そこで今回は、ストレスフルな環境でも心を保つための方法を紹介していきたいと思います。
ベースとして心得ておいてほしいのが、自分の感情を大切にするということ。
看護師のような感情労働かつハードワークな現場では、つい自分の感情を抑圧しがちです。
外に出せない分、自分だけは自分の感情を無視せず、感じたことを素直に認めてあげましょう。
腹が立つ時、悲しい時、その時々で感情をしっかり受け止め、消化できない場合は必要に応じて信頼できる同僚や家族、友人などに共有しましょう。
ただ話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることがあります。
そして、適度な運動を習慣にすることも良い方法です。
少しの運動でもストレス解消に役立ちます。
短い散歩やストレッチ、ヨガなど、自分の好きな運動を見つけて、継続することが大切です。
身体体を動かすことで、心もリフレッシュされます。
また、趣味や好きなことを見つけ、自分の時間を大切にすることも重要です。
読書、絵を描く、音楽を聴くなど、自分の心が休まる活動を見つけましょう。
仕事とは全く関係ないことに没頭することで、気持ちの切り替えができ、ストレスフルな状況から離れることができます。
そのほか、睡眠も、メンタルヘルスを保つためには欠かせない要素です。
質の良い睡眠をとるために、寝る前はスマホやパソコンの画面を見ない、リラックスできる環境を作るなど、睡眠に入りやすい環境を整えましょう。
上記のような方法を実践しても、ストレスが頭から離れない状況もあるでしょう。
ストレスフルな状況がずっと長引いたり、自分だけでは解決できない問題に直面したりしている場合は、カウンセリングやメンタルヘルスの専門家に相談することも考えましょう。