今日はスペイン語のクラスの後、私たちの学科(餐旅管理学系Hospitality Management)の主任教授との面談があった。
ちょっと三枝似のこの主任の中国語はいつまでたっても聞き取りにくい。
話し方にあまり抑揚がないのだ。内容によってはわかるが、時には?である。
にも関わらず、わかったフリをしてとんちんかんな回答をしてしまうあほな私である。
今日の面談は今年の夏休みの実習について。私はタイのバンコクへいってホテル研修させてもらったので、そのことを次回、皆の前で発表しなくてはならなくなった。
実は私、中国語で発表するのは大の苦手。緊張して余計に声調がくるうのだ。
とりあえず、たくさん写した写真を見てもらってなんとか10分間ぐらいはもつだろう。この程度の時間でかまわないのである。
主任が最も興味深い点は、私が(このしがない私が)どうやってタイでのホテル研修を実現させたのかだ。またまたこれは長-い話になるのだが、私は元々マレーシアへ行きたかったのだ。マレーシアは好きな国の一つであるし、
去年は台湾でホテル実習を経験したので、今年は他の国へ行ってみたかったのである。去年の実習ではフロントデスクでキャッシャーをさせてもらうことができた。
日本で以前、経理課に勤めていたことが有ったので、そのおかげだろう。
今回の実習では違う部門或は、違う仕事内容につかなくてはならない。
となると、飲食部門或は客室清掃係ぐらいだ実習させてもらえそうなのは。
外資系フランチャイズのレストランでも実習は可能なのだが、この体型であの制服はちょっと無理だろう。(T.G.Iフライデーズなど)
日本へ帰ってもよかったのだが、そこで考えた。海外でのホテル研修とはどうやって探すのだろうと思い、インターネットなどを頼りに調べた。
どれもこれも仲介業者を通して高い料金を払って、しかも居住費なども自分でもたなくてはならないようだ。
更に英語圏などではある程度の英語のレベルが要求される。困った。お金は無いし、英語能力も無い。
そこで、あるマレーシアの避暑地にあるNPOの団体のホームページに出会った。
ボランティアの日本語教師を募集しているのだ。そこは世界の老人が集まるマレーシアでは有名な避暑地であり、リゾートホテルがたくさんある。この団体では地域の人たちとの交流を深める為に、日本語教室を開くなど色々活動されている。私はメールで伺ってみた。そこでホテル研修させてもらえるのなら、空き時間に日本語教師をやらせていただきたいと。私は以前日本で日本語教師の養成講座を修了しており、宝島でもバイトしたりしているので、経験もある。
すぐにお返事を頂いた。そして私の英文履歴書をホテルに渡してくださり、研修の許可も取り付けてくださったのだ。
しかし、残念なことにVISAの問題がありこの話は実現しなかったが、見ず知らずの私に親切にご尽力くださった事に感動した。
だから、世の中は捨てたもんじゃない、私はあきらめないで他の方法は無いだろうかと考えた。
つづきは又明日書く事に......