やっぱり長くなりました(笑)
前回のお話しはこちらから↓
さて、地元に戻らず、こちらでの勤務の継続を決めた私ですが、同じ業界で働いている以上、相手方の情報は嫌でも入ってきます。
とはいっても、急にピタリとやんだのですけどね。
元夫とも住んでいた家の前に、マンションが建設されることになりました。
そこを施工するゼネコンは、元夫が所属する工務店も入ると聞いているゼネコンさんでした。
何が起きるかわからないため、離婚成立後、私たちは慌てて引越したのでした。
住民票の閲覧規制はかけませんでした。
なぜかというと、これをやってしまうと、コンビニでマイナンバーカードを使っての住民票や、戸籍謄本の取得ができなくなってしまうから…
役所に取りに行く暇がないんですよね…だから、マイナンバーカードでコンビニで取得できるのは本当に助かっています。
また、元夫は、戸籍謄本の取得方法は知りません。やったことないから、らしいです。
住民票も自分で取得できない人でした。(全部元義母さんがやってしまうからでしょうね)
ですので、引っ越してしまえば、しばらくは消息不明にできるかなと考えてました(甘い!と思われる方もいると思いますが、私たちはこれで大丈夫でした)
この辺は、相手方の生活力の低さに助けられました(笑)
引越完了から、1か月後ぐらいに元夫から、SMSが入りました。(電話もあったような気がする)
用件は、「養育費が払えない」でした。
ちょうど1年前の離婚調停時も、「電話は禁止!(酔っぱらって深夜にかけて罵声を浴びせたりの可能性が高いため)」と調停員、相手方弁護士からも言われているのに電話をかけてきて(とってないけど)ましたね。
払えないから何?というお話なんですよね。
事故後、後遺症とかあるだろうから、養育費が気になって無理して働くくらいなら、自分たちの生活ができる程度で働いて、子供が面会を希望した時に元気な姿で会えるようにしてほしい、というのがこちらの希望でした。
相手方が、どうしても養育費を払う!と希望したこともあり、子供に形として残るのもよいかな?と思ったのですが…
やはり、身体は正直でした。後遺症だけではないと思われます。
風のうわさでは、飲酒量、喫煙量が大幅に増えていたそうです。現場でふらつくこともあったようで、元請側から、出禁を食らったという話も聞きました。
となると、仕事がなくなる、稼げない、ですよね。
ちなみに、これ、結婚していた時も同じことやってます。
婚姻時も、現場で酒臭いとか、手が震えてるとか噂が立ち仕事をもらえなくなった時期があったんですよね。
本人はストレスで…と言い訳してましたけど、家族がいるのにそれ⁉と驚きました。
怖いのは、それをやめることなく、家族が苦しんでいるんだから、支えるのは嫁の務め!と平然と言っちゃう神経なんですよね。
子供じゃあるまいし、自分で管理してよ…と言っても聞く耳持たず。
元義母さんからも「使えない嫁」というレッテルを貼られておりました(笑)
そして、7月ごろに、「食道がん」と診断されたというようなSMSが届きました。
嘘ばっかりつく人なので、よっぽど払いたくないのか…と呆れてしまったんです。
返事もしていません。
その3か月後、亡くなったと相手方の弁護士から連絡がありました。
仕事を減らされて、更に更に、飲酒・喫煙量が増えて…
本当に末期がんだったようです。
働くこともできない、保険も解約済み(私の知り合いのところで加入していたため、別居時に勝手に解約して、その後の新規契約はしていなかったらしい)。
保証も何もない。本当は治療できたらしいですが、治療費が払えないからと、自宅に戻ったようです。
その後は、訪問看護に頼りつつ、自宅療養を行っていたそうですが食事も摂れなくなり、まともに動くこともできなくなり…という状況だったようです。
相手方の弁護士さんは、相手方が債務整理の依頼を行っていたことから連絡をくださいました。
子供が第一相続人となる為、相続するかどうかの確認が必要なんですね。
子供が相続放棄した場合、故人の親、そして、兄弟姉妹に移ります。
全ての人が放棄した場合、その債務は持っている資産でできる限り相殺していくそうですが、特に資産となるものを持っていない場合はどうなるのでしょうか。
そして、今のところ、子供は相続放棄しました。どれだけの債務を抱えていたのかは、相手方弁護士の方も知らないそうです。
相談だけだったので…と仰っていました。
これからまた、子供宛にそのような連絡があると思います。
そのたびに「相続放棄証明」を使って返事をしていくわけですね。
病気であったとはいえ、なんだか無責任だな…と感じてしまうのは私だけでしょうか。
養育費も、算定表がありますが、ぶっちゃけ、その金額で子供は育たないですよ?
離婚したからだろ?と言われればそれまでですが、そうならざるを得ない家庭もあります。
今回も長くなりましたが、もう少し続きます。