今日は、双極性障害を持つ妻がどのように子供と関わり、日々の生活を築いているかについてお話しします。私たち夫婦の経験が、同じような状況にいる方々にとって少しでも参考になれば幸いです。

 背景


妻は双極性障害を抱えています。この病気は、気分の波が激しく、時には極度の高揚感やエネルギーに満ち溢れる「躁状態」、そして時には深い悲しみや無気力に襲われる「抑うつ状態」が交互に訪れます。私たちには二人の子供がいますが、妻が病気と向き合いながらどのように子供たちと関わるかは、家族にとって重要なテーマです。

 子供との関わり方の基本方針


  1. 一貫性のあるルーチンの確立

   生活に一貫性を持たせることは妻の場合、非常に重要です。決まった時間に食事をし、決まった時間に寝ることで、妻は気分の波の影響を受け辛くなり、また子供たちは安心感を得られます。

  2. オープンなコミュニケーション

   子供たちには、ママが時々調子が悪くなる理由を年齢に応じて説明しています。オープンに話すことで、子供たちも不安や疑問を持たずに過ごせるようになります。特に妻が落ち込んでいる時や過度に興奮している時には、子供たちに理解を求めるようにしています。

  3. サポートネットワークの活用

   私たちは、定期的に医療専門家のサポートを受けるようにしています。これにより、妻が難しい状況に直面した時でも、子供たちとどのように接するべきなのか、適切なアドバイスを受けられるようにしています。

妻目線

上記で書いた通りにしようと頑張っていても、ダメな日(イライラをぶつけてしまうとか…)があります。ダメだダメだと自分自信を責め立ててしまうと、また負のループにおちいるので、「今はそうなだけ」と客観視して、良い振る舞いがきっと次はできると前を向きます。


夫目線

前は子供に辛く当たる妻に、私から当たってしまっていましたが、今は妻より先回りして子供に行動を促したり、「こうやって言ったらいいんじゃない?」と妻に提案したり、頭ごなしに否定はしないようにしています。