TBSの開局60周年記念ドラマ「南極大陸」の視聴率が下げ止まらない。
初回放送は22.2%と好調だったが、13日放送の第5回は13.2%だった。
「視聴者から見捨てられた落ち方だ」と見る専門家もいて、
視聴率が1ケタ台になる可能性もあるという。
「南極大陸」は北村泰一著の「南極越冬隊 タロジロの真実」を原作として制作。
木村拓哉さん(39)主演で、香川照之さん、堺雅人さん、緒形直人さんらが
脇を固め、南極に行った人々の帰りを待つ女優の綾瀬はるかさん、
子役の芦田愛菜さんなどそうそうたるメンバーが出演している。
なぜこんなに下がってしまったのか。
肥留間さんは、まず、83年に公開され、
興業収益が日本歴代2位の映画「南極物語」の高い壁があった、と指摘。
タロとジロの物語は非常に有名だから、初回を見るだけで
次回からのストーリーが想像できてしまう。
それでも視聴者を集めるのは作品の魅力なわけだが、
「南極物語」の主演は高倉健さん。木村さんは比べられてしまった、というのだ。
このままでは視聴率が一ケタになってしまい、
これで「キムタク神話」が崩壊してしまう可能性もあるという。
初回にしっかり22.2%を取ったのだから、
キムタク神話はむしろ健在で、崩壊しているとは思えない。
「不毛地帯」は似たような感じの硬派なドラマで
作品の出来はよかったが、シーズンを通し数字はよくなかった。
南極も同じだろう。
ドラマ自体はいいが若者とか女性向けというわけではない。
それでもキムタクだから、初回の視聴率をマークしたのだ。
ドラマとドラマがバッティングする枠は数字とりづらい。
何だかんだ言ってもドラマは役者よりも脚本が大事だ。
そこをTBSは勘違いしている。