先日、小中学校の校長先生対象研修会

~管理者の感情マネジメント~
アンガーマネジメントコミュニケーション

に登壇しました。

 

 

「校長先生」というお立場は、

学校という教育現場のリーダーであり、最高責任者でもあります。

 



世代の違う教員への指導、保護者、子どもの対応、地域との連携など

複数の正義や価値観の中、多種多様の問題に向き合ってみえる中で

冷静、かつ迅速に対処をしなければならない場面も多々あることでしょう。

 

 

 

感情労働とも言われる教育活動の日々の中で
こうしたリアルなお悩みへの対応力を向上するために

「感情を上手にマネジメントする方法」を活かしたコミュニケーション、

リーダーとしてのストレス対処力、問題解決力を高める方法をお伝えしました。

 

 

先生たちが働きやすい学校は心理的安全性が高く、

子どもたちにとっても安全安心な教育環境づくりに連動することが多い、

と考えられます。

 

 

 

 

心理的安全性が高いと、問題や課題に直面したとき

日頃から共有しやすい環境ができているため、

一人で抱えずに共有できることで

問題が早期発見でき、適切な対応ができるからです。

 

 

例えば、不適切指導や体罰が起きてしまう背景には、

多忙な日々の中で教育熱心なあまり、

行き過ぎた指導になってしまっている、

と思われることが多々あります。

 

 

 

なにか問題が起きて、後日、先生にお話をうかがうと

「(子どもが言うとおりにやらないので)感情が抑えらえなかった」

と、おっしゃる方がとても多いのです。

 

 

 

子どもには

・先生の求める正解のゴールにたどりつく方法が理解できない

・理解できてもやり方がわからなくて上手くできない

・失敗が怖くてやりたくない

など、先生の言うとおりにならない理由が様々あり、

近年は発達特性などにも一定の配慮が必要な場合もあります。

 

 

 

一人で抱えずに、悩みや思い込みを共有できていれば、

複数の視点から、違う解決方法に気づいた可能性もあるのです。

 

 

 

ひとりひとりの成長を願って教え導くはずの教育が

子どもを傷つけてしまう事のないように

 

 

 

感情を上手にマネジメントする方法をもちいて

より適切なコミュニケーションを選択できるようになったり、

発想を転換して「これまでとは違った視点でアプローチしてみよう」

といった解決へのヒントになれば嬉しいです。

 

 

 

先生たちが明るく幸せな学校は、子どもたちにとっても幸せな学校

 

 

そんな教育環境がどんどんひろがっていきますように。

 


 

 

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