緊急事態宣言の延長で、先月予定していた保育事業協会研修会は、再度延期になりました。
ご依頼いただいたのは昨年度の春
→秋に延期
→今回春
→さらに秋以降へ延期
(今度こそ実現しますように!!)
先生方への研修はリアル会場でのご希望いただくことが多いため、どうしても緊急事態宣言などの影響を受けやすくなります。
それでも中止ではなく延期の予定を組んでくださり、
本当に嬉しく、ありがたい想いです。
今回お声がけいただいたのは、
わたし自身を幼稚園の教諭として育ててくださった
当時の園長先生からのご縁。
退職してもう20年以上たちますが、
当時お世話になった園長先生が
わたしがこの活動をしていることを知り、
お声がけくださりました。
本当に「ありがたい」の一言です。
当時のわたしは、恥ずかしながら
未熟で経験不足から失敗することが多々ありました。
子どもたちへの接し方も叱り方も、今思うとNGがいっぱいで、当時の子どもたちに会えるなら、謝りたいくらいです。
寛大な子どもたちが、わたしを先生に育ててくれたのですね。
そんなわたしに対して、
園長先生は、決して感情的に叱ったり、
人格を否定するような言葉は一切使わず、
いつもその事柄に対して、
どうしたらいいかを助言として伝えてくださっていました。
いまこうして仕事ができているのも
園長先生の振る舞いや
職場の環境の中で
仕事への心のあり方や向き合い方を
学ばせていただいたおかげだと思っています。
思えば先生方もみんな仲がよく、
お休みの日にはみんなでスキーに行ったり、
お誕生会をしたり、カラオケにいったり。
仕事の悩みを何時間も聞いてくれる先輩もいて
(あれはまさに傾聴でした。)
本当に恵まれた環境にいたのだと、つくづくありがたみを感じます。
緊急事態宣言中でも
子育ても、子どもの成長も止められません。
子どもの育ちには、「今、このとき」の日々の経験が
必要なことばかり。
子どもたちが大好きな先生が、明るく笑顔でいられることは、職員同士、子どもとの関係、保護者との関係
全てにいい影響とつながりをもたらします。
この状況の中、子どもたちの成長を支える
環境作りをしてくださっている先生方に
感謝の気持ちをこめて。
先生方おひとりおひとりが、心と体をととのえながら
仕事もプライベートも健やかに過ごしていただけるように。
「あのとき、大変だったけど、みんなで乗り切ったよね」
と笑ってその日を迎えられるように。
日々の保育、教育の一助になれるよう
これからも想いを込めてお伝えしていきます。