●9・17から三年

 コーラばっか飲んでたせいか風邪を引きました( ´・ω・`) カテキンで喉を殺菌しないとだめなのか。ていうかカテキン効果も似非科学だったりするのだろうか。


 あの9・17から早くも3年が経った。この件を社説で扱ったのは産経のみという門前雀羅ぶり。残念なことに、多くの人々にとって拉致問題は、「北鮮は拉致して殺す怖い国」ということを心に刻んだまま埃をかぶってしまっている。マスコミが報道しないから興味が薄れたのか、食いつきが悪くなったからマスコミが報じなくなったのかは卵とヒヨコみたいなものだろうが、人の心の移ろいやすさはほとほと残酷だと思う。まあ、多くの人にとって、自分と直接に利害のないと思えることはそういうものなのだが。


 前々から出ている経済制裁論も、支那や韓国が抜け道をつくっているようでは効果が薄いのではないかと思う。もちろん一定の打撃にはなるだろうが、金氏朝鮮の息の根を止めたり、拉致被害者を差し出してくるほどの効果は期待できないのではないだろうか。例えば支那や韓国を経由して三角輸出が出来るなら、その分の手間が増えるというだけで、本格的な効果は得られないだろう。かといって支那や韓国との貿易を断つわけにもいくまい。
 といって韓国に頭を下げれば経済制裁に協力するかといったら、そんなことはあり得まい。断言してもいい。少なくとも盧武鉉政権が続く限りは絶対にありえない。なにせ、名指しは避けたとはいえ、国連で「帝国主義的な残滓」批判をしてしまう ような人だ。韓国は、金氏朝鮮が本格的に経済制裁をされて金氏朝鮮が崩壊されたら困るだろうから、何としてでも金氏朝鮮を支援するでしょうよ。というか、金氏朝鮮は「自分たちが崩壊すると『うんこつまったの袋に爆竹を投げ込んだ』状況になって周辺国は困る」と正しく認識しているあたりが厄介である。
 我が国が経済制裁をするなら、むしろ韓国にも何らかの圧力を掛けて従わせるぐらいの意気でないと巧くいかないのだろうが、“韓流”の体たらくで、どこまでそれに期待できるのか疑問だ。せめて政界にまでおかしな“韓流”が流行っていないことを願うばかりである。


 本格的軍事制裁をするにせよ、アメリカが動くのを期待しなければならないのは我が国の弱いところである。といって、仮に憲法を改正し、韓国や支那をなんとか言い含めて「金氏朝鮮征伐」を決行したとて、モロッコのハーレムに入れられた話と、工作員養成官としてくらしていた拉致被害者とでは状況が違うので、それで素直に「人質」が返されるのかは些か不安が残る。むしろ殺される危険性だってあるだろう。特殊部隊のスーパーヒーローでも居てくれればいいのだが、CIAですらスパイを置けないという程の国であるそうだから、事態は困難である。大規模なクーデターでも起こって混乱してくれればいいのだが。


 それから、拉致問題といえば、平沼赳夫氏はなんとか当選したものの、この問題で尽力していた多くの議員が落選ないし政治的影響力の低下という惨憺たる事態である。総務会のやりかた云々といった党内事情もあるのだろうが、郵政に反対すればこのような事態になるのは予告されていたのだから、せめて棄権あたりにしておいて与党に残れなかったものだろうかと思う。政治なんて力を持ってナンボだろうに。
 それと、「拉致問題なんかかより地元に道路敷いてくれるひとのほうがいい」という観点で投票した者もあるだろう。何度も言うようですが、そういう票も同じ一票ですから。内心「この愚民めが」と思おうとも、そういう人達に対して、根気強く拉致問題などの天下国家の話を訴えていくしかないのである。それができないというなら一人一票の普通選挙に反対すべきではないか。(有権者●級、なんて制度はあってもいいと思うのだが。級に応じて複数票もらえたり、〇級以上でないと立候補できないとか。)