公務員が副業を禁じられていることは、「こち亀」にすら出てくるし、北海道の漁村で百姓をやっている、ちょっと知障の某叔母ですら知っている。それを知らない東大卒、しかも東大法学部卒がいたという驚愕の話は皆さんご承知のことかと思う。誰あろう、民主党の岡田克也容疑者 である。

 縦えいくら通産省で知り得たインサイダー情報でオカダヤ(イオングループ)が動いていたとしても、弊社も時効となった罪を論うのは良くないことだと思う。いや、思っていた。

 

 ところがこの男は、「中首脳会談が開かれた場合に小泉純一郎首相が取るべき対応について(中略)加害者としての歴史認識を示すことが必要との考えを示した 」んですと。いやー。驚いたね。自民党の武部が岡田をして「どこの国の政治家だ」と言ったそうだが、その発言に関しては100%支持だ。

 

 そもそもサンフランシスコ講和条約で日本は支那に対する賠償は済んでいる。正確に記すなら、賠償は勘弁してもらったが、そのかわりに満州や台湾の在外資産を接収された。もし国民党と共産党は違うというなら、そもそも日本は共産党政権とは戦争をしていないし、だいたいなんで共産党政権の中華人民共和国が常任理事国なのだという話になる。

 

 民主党党首の岡田容疑者は賠償が済んだことでも反省し続けろと言う気なのだろう。それならば岡田容疑者の公務員法違反についても反省しつづけてもらおうではないか。岡田容疑者はあくまで時効であって、法で裁かれて償いを終えたわけではない。

 本人も容疑事実は認めているのだから、彼自身のロジックに従い、一生反省し続けていただきたいものだ。よって今後は岡田克也容疑者と表記することとする。