韓国、扶桑社教科書に「遺憾」 検定中に内容報じられ
 また朝日ネタか('A`)と思われる向きもおありでしょうが、また朝日です。
 韓国の新聞社や当局者が、現在検定中の扶桑社の教科書を読んで、自国の国定教科書を棚に上げて右翼的だのと軍靴の音だのと喚いているそうな。もう、あの半島ごとディグダグ2みたいに杭打って海に沈められないものかと妄想してしまうわけだが。
 気になるのは、検定中の教科書を韓国当局や各新聞社がなぜ入手できたかという点だ。検定中は白表紙本=原則非公開のはずだが、韓国当局にこれを複写して流した奴がいる。

 ところで読売新聞の記事ではこうある。
--「つくる会」教科書の白表紙本が流出?大学教授ら指摘 から引用--
「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーらが執筆し、扶桑社(本社・東京)が検定を申請している中学の社会科の教科書の申請図書(白表紙本)が教育委員会に流出している疑いがあるとして、琉球大の高島伸欣教授らが11日、文部科学省に事実関係の調査などを申し入れた。
高島教授らによると、「白表紙本」は昨年末、複数の自治体に持ち込まれ、中には「扶桑社から受け取った」と証言する関係者もいるという。教科用図書検定規則の実施細則では、審査終了までは、白表紙本の内容を外部に漏らさないよう定めており、高島教授らは「1社だけ事前に宣伝活動を行うのは不公平」としている。
--引用終--

 高島伸欣教授が、いわゆる左派 であることは、とりあえずここでは無関係とする。白表紙本の内容が事前に公開されるべきでないということ、執筆者の思想に左右されず執筆されたもののみを検定するということは、思想の左右とは無関係に適切だからだ。その意味で、これが事実ならその抗議は正当なものである。

 だけどね。

 webを巡回していてこんなサイトを見つけちゃった。(証拠隠滅されるとイヤなのでグーグルキャッシュから)

--身辺雑記 から引用--
復古主義を唱える人たちが作った中学校の「歴史」と「公民」の教科書を読んだ。琉球大学教育学部の高島伸欣教授が送ってきてくださった。検定前のいわゆる「白表紙本」と言われているものである。
--引用終--(赤字:原文ママ・太字:引用者)

 とりあえず、上記サイトの扶桑社教科書への見解への批評も、とりあえず措くとする。大岡みなみ氏がウソをついて、読んでもいない扶桑社の教科書〔註〕を批判しているのでなければ、高島伸欣教授は、一方で「復古主義を唱える人たちが作った」「検定前のいわゆる「白表紙本」と言われているもの」を大岡みなみ氏に横流ししておきながら、「『1社だけ事前に宣伝活動を行うのは不公平』だと文部科学省に事実関係の調査などを申し入れた。」のだそうだ。

 頭おかしいのだろうかこいつ。説明を求めていきたい。