半年ぶりにがんセンターの

IPMNの定期検診へ。

1時間待ち。


待っている間に色々不安になってくる。

深呼吸を繰り返す。


同時に、良い結果だった場合は、もう

がんセンターでは診てもらえないだろうなと

いう予感も。当たり前だ。先生方には、

私よりもっと診るべき患者さんたちがいる。


名前が呼ばれ、診察室へ。

相変わらず、爽やかで素敵な先生。

口調も穏やかで優しい。


特に前回からの異変なし!


少しだけ近況などを和やかに話したあと、

資料を元に説明されたのは、

半年ごとに2回観察し、何もなければ、

一年に一回の診察になるということ。


つまり、次回の診察は一年後。

嬉しいはずが、不安が先にたつ。


そんな私を察してか、

不安な方は半年後にも

他のクリニックなどで

MRIなどされる方もいますよ、

と併用もありと教えてくれた。


うーむ。どうしようかな。

これは後日、ゆっくり考えよう。


次回、一年後に何も無ければ、

がんセンターは卒業になりそう。


信頼できる病院かクリニックを、

また探さなきゃ。


もちろん、何か著変があったら、

がんセンターで対応して貰えるので、

その点の安心感は変わらないけど。


経過観察、半年ごとじゃなくなるのが

少し不安。ただ、これはガイドラインだから

みな基本同じになるので、私だけじゃない。


限られた医療リソースを踏まえると、

統計的にそれが合理的な判断なのだろう。


そして、今回、

私は余計なことを聞いてしまった。

「経過観察をしっかりしていけば、

がんをステージ0で見つけられますか?」


なぜステージ0なのかは、ステージ1との

5年生存率が大幅に変わるから。


これについては、先生も

「うーむ。絶対とは言えない。

見落としの可能性がゼロになるとは

言えないし。」

「いきなりステージ2とかもありえるのですか?」と聞くと、

進行してるケースもありえると。


これは聞かなきゃ良かったやつだ。

安心感を得ようとしたのに

逆に現実を突きつけられる。


何事も追究した方が良い訳ではない。

反省。


ただ、結果自体は良かったので、

これはもうよしとしよう!