24時間完全に赤ん坊の世話に追われ、

心身共に疲弊した

怒涛の0歳時期が終わり、

1歳になってひと息つけた時、

あまりの自分の時間の無さに愕然とし、

その頃から新たなストレスが

溜まるように。

 

どうにか解消しようと

年始から試行錯誤中。

今のところ失敗に終わるケース多し。

 

ストレス解消の方法を

真剣に考えようと思った時、

「脳」を使ってないことに気づいた。


子育てに関しては使っているが、

いわゆる知識を活用するような

脳が喜びそうな「知的」には使っていない。

 

あとは、誰かと話したい。

誰かに育児の愚痴を聞いてもらい、

「みんな同じだよ」と共感してもらいたい。


でも、自分の周囲は、未婚や

子供なし夫婦、あるいは

保育園に預けてる家が多く、

家でずっと子供と向き合って育てることの

難しさを共有できない。

 

そこで思いついた、一石二鳥の方法を。

オンライン英会話だ。

これなら、通わなくていいし、

子供が寝てる時間帯に自宅から出来る。

 

2−3ヶ月悩んだあげく、

ようやく先週申し込んだ。

そして昨夜開始した。

 

南イタリアに住む、50代後半のイギリス人の

明るく楽しいおば様と話す機会が偶然できた。

レッスンでどんなトピックを話したいかを聞かれ、

すかさず「育児の辛さ!」と答える。

「そんな人初めてよ!」と大笑いされる。

 

そこからは、私の愚痴をひたすら聞いてもらう。

「自分もキャリアを積んで働いた上で

30代で当時として遅めに出産したから、

大変さがよく分かるわよ!」と、

ひたすら私の愚痴に対して

そうそう!と共感してくれつつ、

「大丈夫!その暗黒期は長く続かないから!」

と笑いながら励ましてくれた。

 

そして、自分が実践した育児の

具体的なヒントを教えてくれた。

たった、30分間だけだったけど、

なんだか脳のドーパミンが

久しぶりに放出されたからか、

レッスンが終わった後は、

号泣した後のような

スッキリした気分になっていた。

 

オンライン英会話の効用は

別のところにも。

画面を通して、今の自分のボロボロな外見を見なければいけない。

かなり過酷・・・。

 

少しでもマシに見せようと、

長らく塗っていなかった口紅を塗る。

なんか酸化しているような気がするから、

買い替えようと産後初めて思った。

 

自分の表情が少しでも良く見えるように、

PC画面の位置を調整する。

カメラ位置が下にあると二重顎に見えるし、

不機嫌に見える。

カメラ位置は、必ず目線より上が大事。

これって基本らしい。知らなかった。

 

洋服も顔映りの良い白い服を買いたくなった。

 

オンラインレッスンの面白いところは、

自分で講師を選ぶ際に、

それこそ出会い系アプリのように

(使ったことはないけど)

相手の顔写真とプロフィールが

ずらっと並んでいる中から印象で選ぶ。

そうなると、外見が全て。

 

やっぱり、

明るい色の服を着てて、

優しい笑顔で、

髪もボサボサじゃない人に目がいく。


初対面の人に与える印象って

本当に大事なんだな、と思った。

今の自分は、真逆だ。

そりゃ、公園で話しかけてくれるママがいない訳だ。納得。


レッスンの最後に

育児を一言で言うと?と聞かれ、

Tough(辛い、大変)、

overwhelming (打ちのめされてる)

などとネガティブな言葉で伝えたら、

Challengingと言いなさい、と。


確かにチャレンジングの方が、

大変だけど、乗り越えよう感がある。


うん、育児は、チャレンジングだ。

そういうふうに思おう。