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言わずと知れた金庸作品

胡歌の有名な事故は

この作品の撮影中に起きた

 

郭靖は愚鈍で皆に馬鹿にされているが

心根が純真で義に熱いという

まるでジャンプの主人公のようなキャラだ

胡歌はこの郭靖が大好きで

今でも郭靖のように生きたいと言う

 

事故が起きた時、

撮影スタッフや胡歌が所属している唐人は

1年間撮影を中止する決断をした

撮影を止めるというのは大変な損失で

皆は失業覚悟で胡歌の復帰を待っていた

 

胡歌はこのときの恩義を忘れたことがなく

唐人が没落し所属俳優が次々去っても

ファンが大きな事務所に移ることを

どんなに薦めても

唐人から離れることはなかった

 

正直、私はずっと胡歌がこの事故で

加害者のような気持ちでいるのかが

よく分からなかった

事故のそもそもの原因は過重労働で

責任は明らかに唐人にあるからだ

 

事故が起こる前

胡歌も亡くなったマネージャーも運転手も

疲労はピークだった

 

休みなく撮影が続き

寝不足で疲れ切っていたため

マネージャーの张冕は

夜出発することに反対した

一晩休んで朝早くに立とうと胡歌に言った

胡歌はそれでは時間に

間に合わないと心配だった

そして早く着いてお昼に終われば

少し休みが取れると张冕を説得した

 

終わったら好きな日本料理を食べて

少しばかりの休暇を取ろう

 

张冕は納得し、疲れている胡歌に

後ろで寝るようにと席を変わった

結果これが生死を大きく分けることとなった

 

事故が起きてから胡歌は自分を責め

张冕の両親に土下座して謝り

両親には毎月、お金を送り続けた

一方で胡歌自身も負った傷を治さねばならず

何度も何度も手術を受けた

撮影を中断している以上

一日も早く治して

復帰しなければならなかった

 

ドラマを見れば分かるけど

途中から胡歌の右目が痛々しく

赤く腫れているのが分かる

当時のメイクさんは

目の傷を隠すのに苦労したとか

 

演技をする状態ではなかったと想像するが

最後までやり切り

終わった瞬間、海辺に走り出し泣いたと言う

このドラマで衰弘さんが一緒だったのは

本当に救いだったと思う

 

 

金庸老先生は胡歌に言葉を書いて送った

「度过大难,将有大成,继续努力,终成大器」

苦難を乗り越えれば大成し

努力し続けば最後は大器と成す

 

 

胡歌の郭靖は

最もかっこいい郭靖と言われているけど

原作のイメージとは少し違うから

一番原作に近くて人気なのは

83年Versionかな?

見てないけどよく話を聞くので

 

胡歌Versionは

ジャンプのヒーローのようにかっこいいので

事故なく最後までやれたら

良かったのになと思う

最初の登場シーンが有名なのです

 

胡歌の郭靖がとても好きなのですが

途中から傷が痛々しいのと

当時の心境を思うと辛くなって

2度目が見れていません

 

でも胡歌が今とても幸せなので

もうそろそろ見ても大丈夫かな

‥なんて思ったりしてます