床材選び
新築の家に1年住んでみて、今だから思う床材選びについて書いてみようと思います。
我が家は
・リビングはアジアの無垢板(チーク)のフローリング
・キッチン・ダイニングとトイレはフロアタイル
・主寝室とクローゼットはカーペット
・客室は突板フローリング
・玄関ホールは、タイル
・脱衣室と洗面所はボロンもどき(サンゲツのココフロア)
を採用しました。
床材もいろいろな種類があり、何を使えば良いのか、よく分からなかったのですが、なんとなく無垢板のフローリングだと良いなぁと漠然と思っていました。
ただ、予算的に無垢材が無理でも挽板にはしたいなぁとも。
水回りの床材
まず決めたのが、水回りの床材。
ここは水に強くて、掃除も楽な、フロアタイル。フロアクッションは少し安っぽい感じもするので、フロアタイル一択でした。
ただ、奥さんが洗面所と脱衣室は、ボロンにしたい!との希望があり、アドヴァンのボロンの値段を調べたところ、とても高い!これは予算的に厳しい、、、
とWebで調べていると、ボロンとほぼ似たような感じでサンゲツさんがココフロアという床材を販売していることを発見。早速サンゲツのショールームに行って、壁紙と同時にココフロアも見てみたところ、値段もリーゾナブルだし、これで全然いいじゃない、ということで、こちらも決定。
ボロンを使いたいけど、予算的に、、、と考えている方がいましたら、サンゲツのココフロアをぜひご検討してみてください。
ここまでは簡単に決めることが出来ました。
リビングの床材
家のメインでもあるリビングについては、無垢材が良いなぁと思いつつも、やはり予算的に厳しく、では挽板にしようかと思ったら、こちらも案外高い。。。
うーん、思い切ってリビングもフロアタイルにして、LDKをフロアタイルで統一するのも手かも、、と考えていました。(ワンちゃんがおしっこしても安心だし、、、)
といった感じで検討していたところ、土屋ホームさんから、アジアの無垢板の提案をいただきました。割とリーゾナブルな価格で手に入りそうなことがわかり(逆に挽板の方が高かった)、少し値段は張るものの、チークの無垢板に決定!
代わりに、トータル予算のバランスを考え、たまにしか使用しない客間については価格を抑えて突板を選択。
※土屋さんは、指定の材料だけを提案するのでなく、とにかくいろいろ調べてくれて、様々な提案をしてくれるので、とても助かりました(カーディナルハウスという自由設計プランだったのもありますが。ただ、提案するだけでも工数がかかるので、土屋さんがちゃんと利益が取れたのかは心配ではありますが。。。)。
無垢材は夏と冬で収縮があるので、板の継ぎ目にゴミが溜まるし、扱いは挽板の方が良いとの話を聞きますし、土屋ホームの設計さんも挽板を推していたのですが、やはり無垢の魅力には勝てず、少し不安は残りつつも無垢材に決めました。
実際に住んでみたところ、無垢床はとても気持ち良く、特に気になるようなことは全くありません。
一方、客間の突板もとても出来が良く、実は、突板でも全く問題ないよなぁとも感じます。
フローリング選びは、単純に予算と好みバランスので決めれば良さそうな気がしています。まあ、我が家は一番使うリビングを無垢床にしたことは、個人的な満足度としては、選んで正解でした。
寝室とクローゼットの床材
寝室とクローゼットは、奥さんの要望で絨毯。将来的なメンテに少し不安はありつつも、ここは奥さんの意見を尊重して、絨毯に決定。
ただ、住み始め早々に、カーペットに液体をこぼして、ダスキンに清掃してもらったということもありましたが。。。(リンサークリーナーを試したのですが、うまくキレイにできず。。。)
玄関ホールの床材
玄関ホールは少し悩みました。Webや土屋さんの過去のお客さんの家の写真で、いろいろな家の玄関を見ていて、タイルを使用した玄関周りがとてもカッコ良く、玄関からホールまでを同じタイルで統一したい!と思うようになりました。
で、タイルを前提に見積もりをとったところ、これがめちゃくちゃ高い。。。タイル自体も他の床材に比べて高めなのですが、それに加え、作業工賃が他の床材に比べて圧倒的に高い。。。
予算的に無理だ、と、一時、フロアタイルかフローリングを考えていたのですが、最後はやっぱりタイルにしたい!という思いが捨てきれずに、タイルに決定。
(同時に予算はオーバー。。。)
住んでみての感想ですが、まあ、確かに玄関とホールが同じタイルで統一されているのは良いことは良いのですが、DKで使用しているフロアタイルもいい感じなので、玄関ホールもフロアタイルで良かったのでは?とも思ったりします。
ということで、設計時点では、実際に住んだ時のイメージが湧かないので、悶々としながら時間をかけて検討していましたが、住んでみたら案外どんな選択をしても大丈夫っぽいですね。もう少し長く住むと、また印象は変わってくるかもしれません。