バレエ　MERRY　WIDOW

バレエ　MERRY WIDOW を観にいってきました。

もともとはオペラ（１９０５年）なのですが、オーストラリアバレエが

バレエとして上演し始めたのが１９７５年。

１０年前に大変化をして、『豪華なユニフォームと舞台設定』で、もっと有名になりました。（って劇団のおじ様がいってらっしゃいました。）

もうね,「マリー　アントワネット」とか好きな人にはたまらない衣装と舞台設定です

詳しくは最初に張っているリンクで見てくださいね。写真は取れないので。。。

コレは全三幕。一幕はパート１、パート２になっているので、合計四幕。二回休憩、合計二時間十五分です。

あらすじ、いきますか？

メリー　ウィドウとは「幸せな未亡人」。日本語では「陽気な未亡人」です。

メリーって、メリークリスマスとおなじメリーだから、私的に「陽気な」ではないんだけどな？

それはさておき。

その幸せな未亡人、「ハンナ　グラヴャリ」は元々身分の低い階級の出身。

そんな彼女が大地主と結婚、新婚８日目に未亡人になってしまいます。

すべての財産を手に入れて、パリに遊びに来ている彼女に、パリの貴族の男たちは必死でアプローチします。

しかしパリの男と結婚してしまうと、彼女の全財産がパリに流れてしまうことを恐れたツェータ男爵は、プレイボーイのダニロ　ダニロヴィッチ男爵と結婚させようと企みます。

着いてきていますか？？解りますか？？

おなじ場面でお年を召したツェータ男爵の奥様は若くて美人なヴァランシエンヌ。その彼女に言い寄るカミーユ　ド　ロジョン。恋焦がれる彼を巧みに操りながら、ヴァァランシエンヌは「貞淑な人妻」を演じながらも「若い男に心が揺れちゃう振りをする」賢い女性。

さて、いちゃいちゃしているヴァランシエンヌとカミーユの横で、ツェータ男爵はダニロとハンナを引き合わせます。劇的な瞬間。

実は二人は過去愛し合った中。しかし身分の違いで、叔父に大反対されたダニロはハンナと別れました。その悔しさから大地主と結婚したハンナ。今はハンナのほうがお金持ちになっています。

しかし「身分の違いが理由で別れた」ダニロは、いまさら「結婚しよう」とはいえません。

ハンナも「身分の違いでふられた」のでダニロのことなんてまったく目に入ってないかのように他の男たちに色目を使います。

二人は未だに心から愛し合っているのに、お互い言い出せない。。。

ドロドロの恋愛というよりは明るく、ポップな感じで繰り広げられるこのバレエ。

とにかく衣装も舞台設定も息を呑んじゃう豪華さ。

よくそんなの着て踊れるね？？と思っていたら

、第二幕ではロシアのコサックダンス出てきたり、

みんなヒールの靴はいていたり、

第三幕ではパリのカンカンがでてきたり。（キャバレー）

なかなか面白いですよ。

最後は分かち合ったダニロとハンナのワルツで終わります。

ていうかね！！！

私はとにかく彼女に夢中だったの！！！

MIWAKO KUBOTA さん。

二月にあった「蝶々婦人」の主役さんですよ～～。

沖縄出身の彼女はこの蝶々婦人から主役級に！！

今回はヴァランシエンヌ役。

って、お顔がまったく違うような気がしたのはお化粧のせいかしら？？

とにかく日本人びいきではなくて、誰よりも表情豊かに舞っていました。

惚れちゃったわ

実は朝からバタバタしていて、会場にぎりぎりセーフで入り込んだんです。

というかあれはセーフじゃなかったな。。。

出かけ先から行った私は、方向音痴の頭を使わずにナビに頼ったんですが。。。。

ナビがいろんなところにひきづり回してくれて。

しかも車で３分で到着って言うところで、いきなり「目的地３３キロ先、２０分後に到着です」とか言い出すからしっかりしてよ、貴方！！！って叫びながら同じところを三回も通ったり（何度もいいますが方向音痴です。９年すんでて、しかも月一くらいの割合で行っている、art　centreです。。。。）