こんにちは!
人見知り・場所見知り・絵の具遊び初めてさんでも大丈夫!
「やってみたい!」気持ちを引き出す おやこアートサロンhugkumi art and salonのやなせあやのです。
兵庫県宝塚市周辺にて、アートの力を使いながら、お子さんとママがほっと一息つけて笑顔になれる居場所づくりをしています。
▼保有資格・経験
⭐️絵の具や感覚遊びのぐちゃぐちゃ遊び®のお教室 (ぐちゃぐちゃ遊び®認定講師)
⭐️赤ちゃんの運動発達学のお話し会 (赤ちゃん発達学アドバイザー)
⭐️こども療育さんで発達支援のお手伝い (児童指導員)
⭐️手形アート (petapeta-art®アドバイザー)
⭐️工作やアートのワークショップ (中高美術教員免許) など。
今年の鏡餅は紙粘土で
さて、今日は特に幼児期のお子さんの好き嫌いについてお話したいと思います
突然ですが、皆様、好き嫌いってありますか?
実は私は味覚の上ではあんまり食べられないものはないのですが、ぶよぶよした食感(鶏の皮など)、にゅるっとした食感(生のホタテなど)、どろっとした食感(生卵)などが食べられません。
頑張れば食べられるんですが、かなり頑張っています
さて、そんな話はさておき、私のところでもよくご相談いただくのが、「好き嫌い」が多いというお話。
緑色のものは一切食べない
とにかく野菜全般苦手
生野菜を食べない(ミニトマトなど)
一番多いお悩みはやっぱり、野菜を食べない、かなぁと思います。
我が家も、長男はなんでも食べたのですが、4歳の長女は結構食べられないものが多いです。
そんな中、先日出させて頂いた食に関する勉強会でこんなお話を聞きました。
『グルメなフランス人でも、子どもたちは新しい食材の時は15回は見せないと食べない』
15回?!結構多くないですか??
でも、初めて見るもの、初めてかぐ匂い、初めて感じる食感、初めての味…。
新しい食材にチャレンジする時って、初めてだらけなんですよね。
だから、最初から口に入れる…という行動は、もしかしたらハードルが高すぎるのかもしれません。
始めは『見る』だけでもOK。
次はちょっとだけ触ってみたり、その食材について知ってみたり…。
うちは先日セロリがちょっと苦手ということが判明したので、とりあえずセロリの葉っぱを水耕栽培してみました
(上の方を切ってコップの水に入れただけ)
セロリのセロちゃんです
その素材が出てくる絵本を読むのも、親しみやすくなるためには、とてもいいと思います
野菜の絵本だけでも、たくさんありますね
私のレッスンでも、時々お野菜を使ってプログラムを組ませていただくことがあります。
『楽しい』という快の経験より、その物の苦手意識を克服するお手伝いをしたいなと思っています。
食べなかったら、無理をさせずに大人が食べる。
でも、食べないからと言って、その素材と触れる時間を奪ってしまわずに、食卓にだけは出してみる。
そんなことを繰り返しながら、ちょっとずつ食材と親しんでいく。
そんな方法もありなのかなぁと思いました。
大人だって、初めての食材をいきなり食べろって言われたら、ちょっとびっくりしますよね。
たとえば、カエルの肉!
私は食べたことはないですが、鶏肉みたいでおいしい、と聞いたことがあります。
カエル…と言われたら、なんとなくぬめっとしてそう?と勝手に思っていましたが、『鶏肉』…と言われたら、なんとなく味や、食感などを想像することができます。
このように、大人は今までの経験値から、「これは〇〇の見た目に近いから、〇〇の味に近いのかな?」と推測しながら食べることができます。
ただ、大人と比べて圧倒的に経験値が少ない子どもたち。
「これは、おいしいよ!食べてごらん!」と言われたって、初めてのものはやっぱりドキドキだと思うのです。
特に、私のように味覚以上に食感の苦手があるお子さんにとっては、もしかしたら周りが思うポイントと違うところで、その食感を食べる…ということが辛いのかもしれません。
また、特に感覚過敏のお子さまの場合、フライなどの衣が突き刺さるように痛く感じて食べられないこともあります。
これは、唇や舌の感覚が他のお子さんより敏感だからだと言えます。
偏食が多いお子さんは、味が苦手だとかとかそれが嫌いだから食べないのではなく、感覚に大きな違和感があり食べられないことがあります。(これに感じてはまた別の投稿で書きたいと思います。)
私は乳幼児期の食に関しては、まず何より『食べることの楽しさ』を感じてもらうことが一番大切だと思っています。
もちろん、食べることは人間が生きていくためには必要なことですし、栄養を取り入れることも大切なことです。
ただ、まずは土台に『楽しい』があることが、子どもたちが健やかに発達、成長するために何より大切だと考えます。
3食すべての栄養が完璧でなくても、ちょっとくらい量が食べられなくても、みんなで笑顔で「おいしいね♪」って食べられる時間が一番大事
みんなが今日も楽しく食べられますように
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